2011年5月25日水曜日

気になるメタボ

メタボ検診の影響か、最近ではメタボを気にしておられる方が増えています。
体重、お腹周りの内蔵脂肪、コレステロール、中性脂肪、血糖値、血圧等、気になることがいっぱいですね。
これらの値が高くなると、血液が粘って詰まりやすくなり、最終的に心筋梗塞や脳卒中などの重大な疾患にかかる危険率が増すために、大騒ぎしているわけです。
要するに、詰まらせないことが大切です。

保健室では、皆さんの体質を把握し、血圧、血糖値、コレステロール等を上げている原因をさぐって、それに対する対処法(食事や漢方、お勧めの養生法)をアドバイスしています。

これから秋口までは、メタボ解消にとても良い季節です。
冬場のダイエットは、体力を著しく消耗し、月経不順、更年期症状、老化の促進等のトラブルを招きがちですが、これからの季節は解毒のチャンスです。
1ヶ月に1キロペースの、リバウンドのない減量法を実施し、半年で最大6キロくらいの減量を目指します。
秋から冬場は、その体重を維持することに徹し、さらなる減量が必要な方は、また来年の春から夏にかけて減量してゆきます。

正しい食事法と生活習慣で体重が落ちれば、血圧、血糖値、コレステロール等は必ず下がってきます。
詰まらせないための養生のポイントは解毒+血栓防止+良い血流を作ることです。
心筋梗塞や脳卒中の血筋の方は、”ショーキT1(タンポポ茶)と循環元”を是非併用なさってください。
これだけで、血圧、血糖値、コレステロールの全てが安定します。

保健室では、カロリー計算なしに、どなたでも簡単にカロリー管理できる”お弁当箱ダイエット法”と、筋トレ+ストレッチ+有酸素運動を組み合わせた、”シンデレラエクササイズ”をりえぴょん自ら考案し、多くの方がメタボ体型から健康美人体型に変身しています。
00ダイエットという単品ダイエットや、下剤が入った漢方薬の常用によるダイエットは、健康を損なう元です。
こちらでは、責任をもって2週間に一度のカウンセリングをさせていただいています。
りえぴょんと一緒に、メタボとサヨナラしませんか?

2011年5月7日土曜日

ストレスと便秘(気滞便秘)

この便秘のメカニズムはいわゆる詰まりによるものです。
ストレスを受けて、うまく対処法がみつかり、発散できたり解決できる場合はよいですが、我慢して堪え忍ぶと、気の流れが止まってしまい動かなくなります。
このような場合、多くの方が食べることで気を晴らそうとする行動をとりがちです。
特にストレスがあると、甘いものを食べたくなりますし、焼き肉などのこってり系+ビールという晴らし方もありがち・・・・。
ところが、肝腎な気が流れていないのですから、消化管の働きも鈍っていて、食べれば食べるほど詰まりやすくなります。

甘い物は消化管をたるませ蠕動運動を止めてしまいますし、肉、乳製品などの飽和脂肪酸は腸壁にべったりとくっつき、善玉の腸内細菌を殺して、腸内免疫を著しく低下させます。
腸内が悪玉菌で支配されると、悪いガスが生じて消化管運動を低下させてしまい、便の排泄が阻止されます。
ストレスでただでさえ動きが悪いところへ、どんどんとこれらの食べ物が入ってくることで、腸は正常な働きを失い、その結果、五臓の解毒力、代謝力は低下してしまい、体は重くだるくなり、気力はなくなり、お腹がパンパンに張って動けないほどになります。(邪の湊まるところ、即ち虚す・・・といいます)

このような状態を起こさないためにも、ストレスを受けているときにやけ食いなどで晴らそうとする行為は禁物です。
ストレスでイライラしたら、タンポポ茶に大根おろし大さじ3と梅干し1個、そしてお醤油小さじ1を入れて服用してください。
これでバッチリと疏肝されて気の流れが通ります。

そして、甘い物と動物性食品を控えて、少食にとどめることが大切です。
それでは、パンパンに詰まってしまったらどうするか?
まず、お腹がすくまで食べないこと、そして軽く歩く、半身浴で下半身を温める、寝ころんでお腹をのの字にマッサージするなどで、消化管の動きをつけてあげます。
さきほどのタンポポ茶レシピを一日に2~3回まで飲むのも有効ですヨ♪