2010年12月9日木曜日

ガンと痛み

ガンと痛み

抗ガン剤や放射線による手法は、ガン細胞のみならず、大切な正常細胞にもダメージを与えてしまうことが最大の難点です。
放射線もピンポイントならどうですか?
分子標的療法の抗ガン剤なら大丈夫ではないですか?
というご質問をよく受けますが、程度の問題で、やはり影響はあります。
抗ガン剤や、放射線を用いると、顆粒球による炎症が全身で起こり、激しい痛みの原因になります。
こちらにご相談の方でも手術と養生でやってこられた方に、我慢できないほどの転げ回る痛みに悩まされる方は少ないです。

免疫細胞のバランスはシーソーのようなもので、顆粒球が増えれば、リンパ球が低下し、リンパ球が増えてくると顆粒球による炎症は沈静化してきます。
したがって、現在放射線や、抗ガン剤などを受けておられる方は、どうしても顆粒球が増えてきますので、現在痛みや転移がなくても、リンパ球を減らさないように養生することが大切です。

漢方では、霊芝や冬虫夏草がリンパ球を増やしてゆきますし、半枝蓮、白花蛇舌草、山茨姑などの生薬は、顆粒球による炎症を防ぎます。
転移や再発、激しい痛みの予防のためにも、積極的に取り入れられるとよいでしょう。


食材では、キノコ、メカブ、もずく、キャベツなどがお勧めです。
半身浴や温灸等で身体を温めて、気持ちもリラックスすることで、リンパ球の働きは高まります。
漢方と共に、是非養生を取り入れてください。

★保健室のお勧め★
紫霊芝・・・野生紫霊芝、冬虫夏草、田七、白花蛇舌草、半枝蓮、山茨姑などの薬味が処方されている食品です。
      (半月~1ヶ月分 50400円)
霊芝胞子・・・霊芝胞子、冬虫夏草、大青葉、山茨姑などの薬味が処方されている食品です。
      (半月~1ヶ月分 8190円)

2010年12月2日木曜日

インフルエンザの中医学的予防法

インフルエンザの予防法

ここのところ、インフルエンザが流行しはじめました。
今年は予想通り、例年よりも早い時期からの流行になりました。
先週のメルマガでも少し触れましたが、今年は皆さんインフルエンザに罹りやすく、ひとたびかかれば長引いたり、重症化する恐れがあります。
それは、夏場に大汗をかき、津液を消耗して免疫力が弱っているためです。
また、それを補い回復させるための秋の季節があまりに短く、免疫力を充電する期間がありませんでした。
そして冷たいものの摂りすぎにより、脾虚が進み、痰湿を作っている方がたくさん見られます。
痰湿を除去しないと、インフルエンザが入ってきたときに、痰湿を餌にして一気に体の奥(五臓)まで邪気が回りますので注意が必要です。

ワクチンについて、多くの方からご質問がありますが、私の個人的な考えとしては、体調が優れない方は見合わせるべきです。
ワクチンといえども、弱毒化した邪を体内に入れるわけですから、持病があったり消耗している方にとっては、体調を著しく損ねる原因になりかねません。
また、ワクチンを打っても、罹ることもありますし、別の種類のウイルスであれば意味はありません。
それよりも、自分の免疫力を高めることに尽きます。

1十分に睡眠をとり過労しない、2体を冷やさない、3食べ過ぎない
が養生の3本柱です。
保健室では、通竅とショーキT1の併用をお勧めしています。
通竅は、肺脾腎を補って免疫力を補い、ショーキT1は痰湿の除去とウイルスの解毒除去に働きます。
予防には通竅は毎食後2錠剤、ショーキT1は一日1袋は飲んでください。
体力に自信がある方で、養生なんて・・・・と言う方も、人混みに出た後や、外食等で食毒を撮りすぎた後はせめてショーキT1だけでも服用ください。
また、罹ったかも・・・すでに喉の痛みなどが出始めた時は、ショーキT1一日最低3袋+馬鞭草10粒を1日3回の併用と養生で、奥への侵入を防げます。
ちなみに、りえぴょんは、予防接種は毎年打っておらず、漢方食養生でインフルエンザを防いでいます。
ここ数年、養生で防げたと喜ばれる常連さんが増えてきたのが嬉しいですね♪

★ショーキT1(30袋10000円)、通竅(180粒7140円)、馬鞭草(180粒7350円、60粒2560円)
すべて漢方食品につき、全国どちらへも発送可能です★