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2016年2月24日水曜日

治る理由と治らない理由

治る理由と治らない理由

ガンの患者学研究所の川竹代表は、病が治るにも治らないにも理由があり、治るためには、治らない理由ではなく、治る理由をただひたすら積み上げなさい!
と言っておられますが、中医学でも同様の考え方をします。

病に打ち勝つかどうかは、病邪の勢いと、扶正力(病に打ち勝つための体力、免疫力等)において、扶正力が勝ったときに勝利の軍配が上がります。
病に打ち勝つための戦略を立てるには、現在の病邪の勢いと扶正力のチャージ量を弁証論治により正確に知ることです。
病邪の勢いが強ければ、それを解毒したり勢いを抑えるもの(去邪)が必要ですが、気をつけなければならないのは、去邪すればするほど、体力を失うので、様子をみて補うことも併用せねばなりません。
扶正力が弱ければ、何が足りないかを知って、必要な物を補います。
ですので、抗ガン剤や放射線のような治療を受けるなら、同時に扶正力を補っておくべきです。
例えば漢方や食養生、お手当て、心の健康を保つ・・・というものがそれに値します。


先日、エボラ出血熱の報道番組を見ましたが、エボラに打ち勝てるかどうかは1週間、体力がもつかどうかで決まるそうです。
下痢や嘔吐による脱水を防ぎ、炎症を抑えて多臓器不全を防ぎ、点滴でウイルスを薄めてゆく等の措置で持ちこたえれば、あとは1週間の内に免疫がウイルスに対するミサイルを製造して、自然に治癒する人が何人も現れたそうです。
体は本当に治す力を持っているのですね。
この場合、点滴は扶正力にも去邪力にも働いたのだと思います。

不幸にして天寿が来る前に旅立たれた方には、やはりそれなりの理由があったのだと思われます。
ですので、自分の潜在意識にマイナスの情報をとりこまないでください。
心配したり、不安になるのを止めて、自分の扶正?邪のバランス戦略を信じましょう。


2016年2月23日火曜日

アレルギーの養生

アレルギーの養生

今年は花粉が大変な勢いで飛散するようで、すでに症状が出ている方も多いようです。

マスクやゴーグルをはめたり、洗濯物を外に干さないなど、アレルギーのある方は大変なご苦労がありますが、体の中から改善することにも是非、目を向けてみてください。

花粉症や喘息等のアレルギーがある方は、中医学的には”痰湿”とよばれる解毒されない毒素を含んだ余分な水分が体の中に多く、それによって体が冷やされ免疫力が低下している状態が非常に多いです。
冬場に甘いお菓子、酸化された悪い油で調理されたもの、インスタント食品、レトルト食品等添加物の多い食事を沢山召し上がると、脂肪細胞の中に貯蓄されたこれらの毒が、暖かい春になり雪解けの水のように溢れ出します。
これらの毒素は、慢性炎症を作る原因物質となり、その炎症を冷ましたり、薄めたりするために水分が貯留して、むくみ、鼻水、涙、水っぽい痰などが現れます。

抗アレルギー薬などの西洋薬はこれらの反応を無理矢理に止めて症状を一時的に改善するように見えますが、根本解決にはなっていません。
アレルギーを改善するためには、甘い物や油物、インスタントの多食を止めて、体を温めて良く動かし、夜は睡眠をしっかりととって解毒を促進することに尽きます。
解毒が進めば、炎症が自然に引くため、余分な水分が貯留することもありません。

この時期は、タンポポ茶や切り干し大根のスープ、玄米ご飯などで解毒力を高め、通竅(紫蘇、高麗紅参、冬虫夏草等が処方された漢方)やネバネバ食品(納豆、オクラ、長芋、もずく、めかぶ等)で粘膜の炎症を引かせる養生を心がけてください。

2016年2月16日火曜日

更年期と骨のトラブル

更年期と骨のトラブル

先日、腱鞘炎のコラムを書いたところ、多くの方から反響がありました。
ロンドン在住の方より、受けたご質問にお答えしようと思います。

その方は、50前後より頻繁に腰痛を起こすようになり、整体の先生に相談したところ、更年期のホルモンの変化によるものだから、筋力をつけるために、プロテインを服用するように指導されたようです。
不自然な粉のプロテインではなく、食事で何とかなりませんか?
というご質問にお答えしようと思います。

★ぴょんのアドバイス★
腱鞘炎ばかりでなく、腰痛、ぎっくり腰、関節痛などという形で、現れてくることが多いようです。
50歳前後にホルモンバランスが一気に変化し、それが骨代謝に影響するためのようです。

骨を守るために筋肉をつけることはやはり大切ですが、プロテインなどを服用しなくても、食事から十分にまかなえますし、その方が安全性も高いです。
特に、お豆腐、豆乳、納豆、高野豆腐、厚揚げなどの大豆タンパクには、女性ホルモン様作用のイソフラボンが含まれているのでお勧めです。
また、動物性タンパクが、タンパク質全体の3割を割ると、必要なアミノ酸がまかなわれず、筋力の低下等につながる恐れもあるので、注意が必要です。
タンパク質は、毎回の食事で、自分の掌大(指の部分を除く)ほどの量を目安にされるとよいかと思います。

又、プラセンタは、タンパク同化作用が強く、摂った栄養を血肉に置き換える力が強いので、一緒に摂取されてもよろしいかと思います。

2016年2月9日火曜日

抗AGE食で老化予防

抗AGE食で老化予防

AGEとはAdvanced Glycation End Products の頭文字をとったもので、翻訳すると”終末糖化産物”といい、フランスのメイラード博士により発見されたものです。
AGEはしみ、しわ、たるみ、過酸化脂質の沈着、認知症等、細胞の老化を促進する元凶となるものです。
AGEを増やさないためには、過剰な糖を防ぐことやAGEを含む食品を摂りすぎないことで、食べ方や調理のコツについてご紹介いたします。

1,血糖値を急上昇させないために、空腹時の甘いおやつを止める、精製された糖質よりも、玄米、雑穀、全粒粉、蕎麦などの低GI食品を選ぶ

2,食事の順番を食物繊維の多い物から摂る・・・野菜、海藻、きのこ、酢の物、肉、魚、大豆などのタンパク質、そして最後に炭水化物を食べる

3,AGEそのものを多く含む食品・・・ハンバーガー、フライドポテト、ステーキ、こんがりチーズがのった食品等を食べ過ぎない

4,AGEを増やす調理順は、揚げ物、焼き物、炒め物、煮物、蒸し物、生物で、こんがりきつね色のカツや長時間煮込んだブラウンソース、カラメルなどはAGEが高い食品です

5,アンチAGE食品は納豆、オクラ、モロヘイヤ、もずく、山芋などのネバネバ食品

6,漢方やサプリでは、タンポポ茶、コルマータQ10や発酵紅参が全身のAGEを防ぎ、新ノーゲン及び活性型DHAは脳のAGEを防ぎますヨ!

2016年2月3日水曜日

腱鞘炎の養生

腱鞘炎の養生

50歳前後の女性に多いトラブルのひとつとして、腱鞘炎があります。
長時間にわたって、手の関節に一定以上の圧力がかかることがきっかけで発症します。
鉛筆を持つのが辛い、パソコンのマウスをクリックするのが辛い、ペットボトルのフタを開けられない、ドアのノブを回すと痛む・・・等何気ない動作がしんどくなっていたら要注意です。

閉経を境にして、エストロゲンの急激な減少により、骨代謝に影響が現れます。
すると、今まで何ともなかったような刺激でも、関節に炎症を起こしやすくなるようです。
少しでもこのような兆候があれば、早めに骨を養う”補腎の養生”を行います。
甘い物の摂りすぎは、脾を傷めて、腎を克するため、今までより控えめにしてください。
実際、血糖が急激に上がると、炎症が盛んになって痛みが起こりやすくなります。
腱鞘炎に限らず、関節痛、歯の痛み、腰痛、頭痛等もしかりです。
食材では、大豆、黒豆、豆乳、納豆、豆腐などの大豆製品、黒胡麻、貝類、豚肉、鶏肉、くるみ、韮、海老、なまこなどを積極的に摂ってゆきます。

腱鞘炎にとても効果がある漢方としては、骨砕補があります。
骨砕補は、補腎、強筋骨、止痛、活血、袪風湿作用に優れ、朝晩6粒の服用で1週間ほどで痛みが半分以下に減ってきます。
体の水はけが悪い方は、薏苡仁湯などをプラスするとさらに効果が出やすいです。
腱鞘炎になった要因が、ホルモンバランスの変化ですので、タンポポ茶やプラセンタなどでホルモンバランスを整える本治療法を併用することも大切です。

2016年2月2日火曜日

好きなことをやる勇気

好きなことをやる勇気

あなたは今、自分の好きなこと、やりたいことをやれていますか?
やりたくてもなかなか出来ていない方!それは何故でしょうか?
1,やりたいことをやる前に、やらねばならないことが山積み
2,誰かに気を遣いできない
3,時間がない
4,予算がない・・・等々
でもでも、それは本当にやりたいことなのでしょうか?
いろいろな理由をつけて、本当に自分のやりたいことから逃れていたりしませんか?
自ら、好きこのんで貧乏くじを引いていませんか?
例えば嫌われたり、批難されないために・・・。

実は、やりたいこと、好きなことをやるには、決断と勇気と行動力がいるわけです。
それができていないと、ついつい愚痴っぽくなるか、吐き出せない人は欝になるか、食に走って血糖値を上げてしまうか、あるいは体が耐えかねてガンを作ってゆくか・・・。

このような病気を罹る方は、責任感が強く、辛抱強い、自分を責めやすい、抱え込んでしまう、イヤなことをイヤと言えず引き受けて、報われない気持ちになる!
などの傾向が強いです。
お互いに、相手を思いやれる環境であれば大丈夫なのですが、このような方が自己中心の人たちの中で暮らしていると、優しいその人にばかりしわ寄せが行くことになります。
ご病気の相談を受けていますと、実はこのような家族関係の方がとても多いのです。

もしも身に覚えがある方は、大きな事でなくてもよいので、小さなやりたいことをまず優先してみましょうよ。
仕事の前にまず散歩してスカッとすることでもOKです。
自分のやりたいことを優先すると、気持ちにゆとりが生まれて、人に優しくなれたりもします。
人は自分を見失い、振り回されたりするときに病気になります。
我慢したり、辛抱したりすることが、本当に必要で納得できることなのかを、よく考えてみましょう。
”笑って過ごしても、泣いて過ごしても、同じ一生です”