更年期と骨のトラブル
先日、腱鞘炎のコラムを書いたところ、多くの方から反響がありました。
ロンドン在住の方より、受けたご質問にお答えしようと思います。
その方は、50前後より頻繁に腰痛を起こすようになり、整体の先生に相談したところ、更年期のホルモンの変化によるものだから、筋力をつけるために、プロテインを服用するように指導されたようです。
不自然な粉のプロテインではなく、食事で何とかなりませんか?
というご質問にお答えしようと思います。
★ぴょんのアドバイス★
腱鞘炎ばかりでなく、腰痛、ぎっくり腰、関節痛などという形で、現れてくることが多いようです。
50歳前後にホルモンバランスが一気に変化し、それが骨代謝に影響するためのようです。
骨を守るために筋肉をつけることはやはり大切ですが、プロテインなどを服用しなくても、食事から十分にまかなえますし、その方が安全性も高いです。
特に、お豆腐、豆乳、納豆、高野豆腐、厚揚げなどの大豆タンパクには、女性ホルモン様作用のイソフラボンが含まれているのでお勧めです。
また、動物性タンパクが、タンパク質全体の3割を割ると、必要なアミノ酸がまかなわれず、筋力の低下等につながる恐れもあるので、注意が必要です。
タンパク質は、毎回の食事で、自分の掌大(指の部分を除く)ほどの量を目安にされるとよいかと思います。
又、プラセンタは、タンパク同化作用が強く、摂った栄養を血肉に置き換える力が強いので、一緒に摂取されてもよろしいかと思います。
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