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2013年8月27日火曜日

冷えは夏に作られる

冷えは夏に作られる

最近になって、爽やかな秋風を感じる日があったり、夜は虫の声が聴かれるようになったりして、季節は移り変わっているものの、日中は30度を超えるジリジリとした暑さ・・・。
一昔前までは、7~8月の2ヶ月が夏の暑さでしたが、ここ数年は5月の終わり~10月の頭まで、暑さが続くという異常気象になっています。

熱中症を予防するために、クーラーにかかったり、冷たいものを摂ったりして、一夏超える頃には冷えが進んでいる可能性があります。
女性は、毎月の月経でそれをはかり知ることができるので、ありがたいですね。
クーラーにかかりすぎたり、入浴をシャワーですませたり、水遊びが続いたりすると、月経周期がだんだんと長くなり遅れ遅れで来るようになります。
月経の色も暗赤色になり、月経痛や腰痛がみられることもあります。

もしもこんな傾向があるのなら、冷たいものの摂りすぎ、生ものの摂りすぎに注意して、温野菜やマス、サケなどのお腹を温める魚を食べましょう。
そしてシナモンティーや黒糖ティーがお勧め♪♪♪
漢方でも温経湯+発酵紅参を用いて、お臍と足の付け根のリンパ節に温灸する・・・など、お腹を温める養生を施します。


2013年8月20日火曜日

ビワ種の注意点

ビワ種の注意点

抗ガン治療の代替療法として、アミグダリンが含まれるビワ種の健康食品について問い合わせがありますが、こちらでは内服をしないようにアドバイスしています。
アミグダリン(青酸配糖体)は植物性の自然毒であり、青梅を食べて中毒を起こすことはよく知られています。

ウメの種には3.2%、アンズの種8パーセント、ビワの種2パーセントのアミグダリンが含まれており、経口で体内に吸収されるとシアン化水素という猛毒の物質に変化するので、加工の段階でアミグダリンが十分に除去されていないと、中毒の恐れがあります。

アミグダリンを多量に摂取すると、悪心、嘔吐、頭痛、眩暈、血中酸素低下、発熱、肝障害、低血圧、ショック、瞳孔拡大、意識混濁、昏睡状態等に陥り、最悪の場合は死に至ります。
少量でも毎日服用することにより、蓄積毒が現れることがあるので、ビワ温灸等の外用以外に、内服で使用しないように注意してください。

特に、ガンなどの慢性消耗性疾患で体が弱っている場合は、解毒能力が低下して、思わぬ副作用が現れる可能性もありますので、当方では内服はお勧めしません。

2013年8月6日火曜日

薬が効かない患者さん

薬が効かない患者さん

長年いろいろな患者さんをみていますと、きちんと弁証論治して、その都度に間違いないと思われる方剤と養生をしているのに、全くよくならない・・・と思われる方が0.5割(100人に5人程度)程度おられるんです。

Aさんもそんな中の1人でした。
80近い方で、骨折を機に足腰が弱り筋肉が萎えて、よく転倒するようになられました。

こちらでは、百越パワーという、補腎薬、養脳薬、強筋骨薬、抗酸化薬等が配合された漢方をお出ししていました。
このようなタイプの方で、同処方をお出しした方は、一様に”体が軽く動けるようになった”、”気力が充実してきた”
”歩き易くなった”・・・・等の反応があるのですが、この方の場合は、”全く効いた感じがしない”と言われます。
そして、”私は昔から、何を飲んでも、どこの医者にかかっても、何をしてもちっともよくならない”と言われるので、”それでは、高いお金を払って飲んでもらっても、申し訳ないから、止めてみますか・・・”
とお薬を中止したわけです。

すると、1週間ほどで、足腰が萎えて動かなくなり、別人のように動けなくなってしまいました。
聴くところによると、神経痛が出て痛みで眠れなかったので、病院で安定剤を処方してもらったところ、とてもよく眠れたけれど、手足に力が入らなくなり、立っていることすら出来なくなった・・・ということでした。
ただ、安定剤を飲んだのは初めてではなく、以前はこんなことはなかったのに・・・。


これを聴いて、私はピンときました。
薬が効かない!と言っておられたのは、胃腸の働きが悪く吸収しないためか???と思っていたけれど、ちゃんと反応しているから、薬は効いていた!この方の場合は、薬が効いたという感覚がわからなかった、もしくは認めたくなかったのだ!と・・・。
そして、”アレ(百越パワー)を飲んでいたときは、全く効いていると思わなかったけど、普通に生活できていたから、止めてみて初めて効いていたことがわかった!”と言われました。

普段からよく感じることですが、薬も養生も、素直な方はすぐに効いてくるんですよ・・・。
有り難いな・・・少し楽になったな!と思える方。
それに対して、改善しないところばかりを探して、ここもあそこも、昔どおりではない!と不満に思う方(80歳の方が20歳の体の楽さに戻るのは、不可能なのに)
条件は同じでも、心のありようで痛みも辛さ具合も変わってきます。
マイナスの感情や苛つき、不満は、脳を消耗し、痛みを増強したり、不快な神経と感覚ばかりを刺激することがわかっています。
こんな方には、新ノーゲン+百越パワーで、脳を養うと正気が戻ってきます。

何をやってもよくならないと訴える医療人泣かせの患者さんは、思い通りにならない不満を責任転嫁して、ぶつけていることが多く、非常に頑固、強情、自我が強い、負けず嫌いなどの傾向が見られます。
生きるということは、思い通りにならないことが当たり前で、そんな中でも良いことを見つける生き方をすれば、本当に楽になるのに・・・・。
扉を頑なに閉じていて気づけないのは、本当に気の毒なことですね。