2009年2月28日土曜日

肺気に関する養生法

シリーズ4回目 気に関する養生法(1) 肺気を高める

今日は、気をしっかりと補充するいくつかの養生法についてお話したいと思います。
その1
腹式呼吸をし、お臍の下(丹田)に気を溜める気持ちで呼吸をしてみましょう。
中医学では、呼吸の中の吸う方を納気といい、腎が肺気を摂取し、呼吸を円滑にする働きをいいます。鼻からゆ~っくりと息を吸い、お腹に溜めてゆき、今度はストローから息を吐く気持ちで、少量ずつ息を吐いてゆきます。

その2
立ったまま、腰を少しずつ下げ、見えないイスに腰掛けるつもりの位置まで腰を降ろします。
その際、両手は前に伸ばすとバランスがとりやすいですね。
できれば10秒間ほど静止します。集中力を高め、気を充実させます。
その3
乾布摩擦をします。
皮毛は肺が司っており、皮毛の機能が高まれば、免疫力も高まり、肺が丈夫になります。
寒い季節は、シャツの上からでもかまいません。

その4
百会に温灸します。
百会は全身の陽気を司るツボです。
ここに温灸することにより、体が温まり、気の流れがよくなります。

その5
朝夕2回のウォーキング!
周りの景色や季節の移り変わりを見ながら、気持ちよく散歩しましょう。
お日様のある、明るく暖かい時間に歩くと、陽気をたくさんいただけます。
病気の方や体が弱い方は、夜の散歩、雨風の強い日の散歩は避けてください。
また、川の側やお墓、高速道路のガード下など陰の気が強い場所を歩かないよう気をつけてください。

その6
気を高めるには、高麗紅参や、冬虫夏草を摂るのがよいですね。
保健室のお勧めは、高麗紅参とコエンザイムQ10が配合された、コルマータQ10(1ヶ月分12600円)です。
風邪をひきやすい方は、霊芝胞子(霊芝胞子、冬虫夏草、田七、山茨姑、大青葉配合)(半月~1ヶ月分8160円)もよいですね。

次回は、脾気を高める方法をご紹介します。

0 件のコメント: