2011年3月18日金曜日

災害時の疲労

この度の東北関東大地震は想像を絶する災害で、すべての日本人、そして世界中の人が大変に心を傷めています。
災害時の疲労は常に死と隣り合わせです。
まずは、食料や水が絶たれていることにより、体にエネルギーが供給されないことです。
極度の気虚(元気がない、気力が出ない)が生じると、気の推動力がなくなり、血液の流れが極端に悪くなります。
細胞に酸素と栄養が供給されず、疲労物質が蓄積します。

また、長引く不安は肝鬱を起こし、大量の活性酸素が生じてどんどんと細胞が傷つけられます。
エネルギーの不足により、活性酸素を除去するSOD酵素が低下しているのが原因です。
大量の活性酸素は、極端に体を老化させ、死にいたることもあります。

直接の被害に遭っていない方々も、毎日流れる被災者の方々の映像が脳裏に焼き付いてしまい、潜在意識の中に恐怖が植え付けられています。
これがストレス(肝鬱)となり、大量の活性酸素を発生させているため、体がしんどい、何をしてよいのかわからない、やる気が出てこない、食欲がわかない、不安でたまらなくなる・・・・などの負の連鎖症状を起こしてしまうのです。

災害時は、そこにいる全ての方々が家族です。
お互いに肩や背中、手足を優しくさすり合い、気持ちを和らげ血流を良くする工夫をしてください。
不安が突き上げてくるときは、とにかく深呼吸です。
ゆっくりと息を吐き、次にお腹にエネルギーを取り込んでください。
不安が上に突き上げて眠れないときは、手首の内側の内関穴をじっくりと押さえてください。
これだけでも、肝鬱が和らぎ、血流を回復させて活性酸素の害から身を守ることができます。

また、災害用の準備の中に、肝鬱を散らす”馬鞭草”・・・漢方食品を是非用意しておいてください。
なければ、加味逍遥散でもかまいません。
馬鞭草は、肝鬱対策、自律神経の安定化の他、インフルエンザ、風邪の食品でもあるので、大変に重宝なのです。

そしてもう一つは、コルマータQ10,松康泉などの、抗酸化漢方食品です。
蓄積された活性酸素から身を守る食品です。
これらの食品は細胞の酸化を防ぎ、血流を改善し、おけつを取り除く働き、体のあちこちの痛みに対応する働きがあります。

私は新大阪行きの新幹線で、架線火事のため新幹線が停車してしまい、数時間動かず・・・を経験しています。これがトンネル内だったら、さらなる恐怖であったと思います。
いつも馬鞭草とタンポポ茶、コルマータQ10は少量でも携帯しているので、さっそくタンポポ茶でこれらの漢方食品を飲みました。
そして、不安を和らげるため、ツボ押しをしました。
本当にこれだけのことで落ち着いてきますし、疲労が緩和されます。
災害はどこで生じるかわかりませんので、いつも携帯してください。

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