2011年8月2日火曜日

血虚証と漢方食品

血虚証とは文字どおり血が不足しているタイプです。
血液の滋養作用が低下しているために、次のような症状が現れやすくなります。
1,顔色が蒼白く、唇、爪の色が蒼白い
2,めまい、動悸、不眠を伴う
3,手足が痺れたり、筋肉がつりやすい
4,生理不順、生理の量が少ない
それでは血虚証の罹りやすい病気と養生について解説します

★罹りやすい病気
1,貧血、生理不順、不妊
2,神経痛、筋肉痛、自律神経失調症、不安神経症、パニック症、不眠症、健忘症
3,視力低下、鳥目など目の病気
★食養生
1,お勧めの食材は養血類、補気類、止血類
2,甘い物、揚げ物などでお腹をふくらせない
3,食後のコーヒーやお茶をさける
4,緑黄色野菜を少量のごま油で炒めて調理する
★暮らし養生
1,午後10時~午前2時までのゴールデンタイムの就寝
2,昼間になるべく体を使い、筋肉に軽い疲れを与えておく
3,イライラ、クヨクヨをやめる
4,入浴後はすぐの保湿を心がける
★薬膳漢方
1,Wリンクル・・・豚プラセンタで、血液と体の潤いを補い、代謝をよくする (肝血虚、腎陰虚)
2,子羊袋・・・羊プラセンタで血液と腎陽を補い、体を温める (肝血虚、腎陽虚)
3,婦宝三膠・・・不快な出血を止め、血を補う、妊娠したい方 (脾不統血)
4,天蘭美人・・・神経質で消耗する方の心血を補う (心脾両虚)

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