2011年8月19日金曜日

陰虚証と薬膳漢方

陰虚証と養生

♪陰虚♪
陰虚証の方は体液が不足して潤っていない状態です。
体が痩せる、口や喉が乾く、皮膚と毛髪が乾燥。手足が火照る、便秘しやすい、寝汗などの症状が出やすい傾向にあります。
陰虚証の養生について、ご参考になさってくださいね。

★罹りやすい病気
1,不眠症、自律神経失調症、健忘症、不安神経症、不整脈、胃潰瘍
2,肺に熱をもつと、気管支炎、肺炎、扁桃腺炎、アトピー、乾癬、円形脱毛、皮膚の乾燥
3,ドライアイ、老眼、白内障、耳鳴り、腰痛

★食養生
1,お勧めの食材は滋陰類、養血類、収渋類
2,冷たい物、水分のとりすぎは逆効果
3,香辛料、刺激物を控える

★暮らし養生
1,寝不足厳禁・・・午後10時~午前2時は熟睡していることが望ましい
2,過度の肉体疲労、精神疲労、不安、恐怖、ストレスはますます陰虚を促進
3,セックスのしすぎに注意
4,疲れたときにコーヒーや栄養ドリンクで奮い立たせない
5,夕方からは徐々にペースダウンし、リラックスモードへ、照明もやや落として、アロマなどでリラックス
6,サウナで発汗しない

★薬膳漢方
1,亀齢寿・・・体の火照りをさまし、生命力を補う (腎陰虚)
2,仙茅参・・・足腰、耳、目の老化を予防 (陰陽両虚)
3,沙苑子・・・目の乾き、老眼、白内障を改善予防 (肝腎陰虚)
4,骨砕補・・・骨と筋肉、筋の老化 (腎陰虚)

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