2012年7月24日火曜日

ガン養生と紫霊芝




♪90才を越えた女性で、お腹にこぶし大のガンがあり、腹水が妊婦さんのように溜まり、腹痛と、胸苦しさで苦しんでおられました。
このような状態に、よく紫霊芝を使用します。
紫霊芝には、ガンの勢いを抑える清熱薬が幾種類か配合されており、元となるガンの炎症が冷めると自然に組織に集まった水は引きやすくなります。
また、肺腎の働きを助け、水の通りを助ける冬虫夏草、免疫を助ける霊芝等が加わり、これが臓器を扶正するため、体力を落とさずに水を引かせることができるのでしょう。
この方はお歳もいっておられ、体重も少ないので、朝昼晩各6錠づつ服用していただきましたが、服用10日ほどで、お腹がシワシワになるほどペシャンコになり、体が楽になったと、ご家族が喜んでおられました。

♪紫霊芝は、抗ガン剤によって自分の免疫を損なわないために、抗ガン剤施術中に併用して飲んでいただくこともよくあります。
抗ガン剤は、分裂の激しい細胞に特によく作用するために、ガンよりもむしろ骨髄細胞や消化管の細胞にダメージを与えます。
抗ガン剤により白血球が極端に低下して、守りの免疫力が低下したり、吐き気や激しい下痢に悩まされるのもこのためです。
60代の女性で、肝臓がんの治療で抗ガン剤を受けておられる方に、紫霊芝を朝晩12粒づつ飲んでいただきました。
その他にも、抗ガン剤の毒をいち早く解毒排泄するために、タンポポ茶を一日2袋
ミトコンドリアでのエネルギー産生を高め、ガンが発育しにくい状況を作るために、コルマータQ10を毎食後2粒づつ併用していただきました。
他の方では、同じ抗ガン剤治療をすると、おそろしく体力が低下して、患者さんが苦しまれるのに対し、この方は大変にお元気で、仕事まで普通にできてしまうので、病院の先生が大変に驚いておられるようでした。
抗ガン剤は、最初の1~2クールが最もよく効きます。
抗ガン剤を受けられる場合は、この方のように扶正力を高める養生を必ずしておかれることが大切です。

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