2013年9月24日火曜日

更年期の不思議な症状

更年期の不思議な症状

月経が遅れていて、きそうな感じなのに、到来がない状態が続くと、次第にいろいろな症状が目立ち始めます。
女性なら誰もが、月経前のイライラ、のぼせ感、お腹の張りや腰のだるさ、便秘、体がだるい、重たい・・・等を経験しておられると思いますが、そんな月経前状態が続くときに、不定愁訴は現れます。

同じように月経が遅れていても、来る感じがないときには、症状はそれほどありません。

問題は、来る段取りなのに、来ない時です。
こんなときは、来るはずのものが来ないために、脳下垂体がどんどんと卵巣を刺激して、女性ホルモンの分泌を促しています。
けれども、卵巣の働きが落ちて女性ホルモンが分泌できないために、さらに下垂体から刺激のホルモンが放出されます。

性腺刺激ホルモンが過剰に分泌されることにより、体温設定中枢、自律神経の調整元がエラーを起こし、様々な不快症状が現れます。
のぼせや急な大量の汗、暑くなったり寒くなったりの他、腰回りの筋肉がゆるみ、内臓を支えきれなくなって、臓器が下垂する症状や、体幹のゾワゾワとした違和感などが現れることもあります。

ムズムズ脚症候群や、皮膚の違和感、腹直筋の空虚感、内臓の空墜感(ジェットコースターにのって、ゾワ~とする感じ)などがこれにあたるもので、夜間に寝ていて発症することが多く、言うに言えない辛さがあります。

こういった症状には、プラセンタ+新ノーゲン+地黄丸系列で、ホルモンのバランスや自律神経能力を補うのが本治法になります。
この時期は脂質代謝も悪くなり、骨ももろくなる、血行も悪くなる・・・などのトリプルパンチで、体型もどんどんと崩れやすくなるので、筋肉や骨を維持するための食事や適度な運動負荷も必要です。

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