2014年6月18日水曜日

大阪ガンの養生講演会・・・ご質問から

大阪ガンの養生講演会・・・ご質問から

先日、大阪にて薬剤師さん向きに、がんの養生のお話をしたところ、いくつかの質問メ~ルを受け取りました。
1,例えば、骨転移したときに、ビワ灸や生姜湿布でお手当てをしているけれど、このような場合も紫霊芝をやった方がよいのか・・・

足の痛みは、足の骨に転移したガンによるものでしょうか?
紫霊芝は、ガン性の炎症を冷ます働きがありますので、お勧めされるとよいと思います。

紅豆杉をやっていらっしゃるなら、なおのこと、免疫バランスの調整として紫霊芝をお勧めいたします。
霊芝胞子よりは、やはり良いです。

2,食欲がなく、どんどん痩せてゆき、気血が足りないとき、どうしたらよいか?

このような時は脾胃の働きが落ちていますので、お粥が一番良いです。
カップ半分の白米に、カップ5の白米で10分粥を炊きます。
20分くらいで炊きあがりますが、粥の実として、人参、切り干し大根、長芋、プルーン、くるみなどを、日によって適宜入れ替えて作られると良いです。

3,全身の血流がよくなると、ガンの勢いが増すのでは?

血流をよくすると、ガンが勢いを増したり、拡がったりしないかという質問はよく受けます。
ガン細胞を、正常細胞の体を占める割合を想像してください。
大半の正常細胞を栄養し、血液による免疫力で守ることで、むしろ転移を積極的に防ぐことができると考えてください。
温めること、血流をよくすることはどちらも心配ないですよ。

♪医療の専門家の方へ

講演でもお話しましたが、養生は体の声を聴くことです。
今出ている症状が、何を訴えているのか?
体はどうして欲しいのか?
をよく考えることが大切です。
どんな相談がきても、慌てないで、落ち着いて考えれば、必ず対処法はあると思います。

まずは、患者さんに”ご安心ください!”と言ってあげてくださいね。

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