2014年6月19日木曜日

更年期の体の変化

更年期の体の変化

私事で恐縮ですが、月のお便りが昨年の12月より停止しています。
中医学的に女性は7の倍数で歳を重ね、7X7の49歳前後に閉経を迎えることになっています。
日本人女性の平均閉経年齢が50歳・・・今まさに、50歳を謳歌しており、平均とドンピシャリの体に、何となく面白みのなさを感じてしまう・・・例えば70歳超えても月の便りがあり、”さすがやね~、養生してると、そんなに違うんやね!”・・・と言われる使命があったのに、残念きわまりない。(苦笑)

それはさておき、先達が言っておられた諸症状が、次々に現れ、現在それを”なるほど~”と楽しんでいる。
よく耳にした言葉は

1,突然ガ~と汗が出て、焦るとなおさらひどくなり、しばらくするとシューとひいて、どうにもならんわ!
(これを、新幹線通過!という)
2,今までのパターンで食べていると、雪だるま式に肥えるよ!
3,お腹の周りに、浮き輪が出来て、とにかく何もかも下に落ちてくるんやわ!

その他には、めまいや、動悸、不眠、耳鳴り、砕け落ちそうな頼りない腰痛、吐き気・・・などいろいろとお聞きしていますが、そのあたりは、漢方調整が難しくなく、症状が出ていない。

そもそも更年期とは、”もう、子供は産まなくてよいよ、ご苦労さんやったね!これからは、そのシステムをはずして、快活に暮らしていってね!”
という切り替えの時期なんですね。
そのため、子宝を授かるための女性ホルモンが一気に減少してくるために、自律神経も調整に大慌てしたり、赤ちゃんを支える準備のための骨盤が開き、内臓が下垂し、脂質代謝が悪くなる、骨がもろくなる・・・などの諸症状が出てくるわけです。

更年期の諸症状の中の自律神経のトラブルは、脳を栄養する新ノーゲンと、症状に応じた漢方薬で見事に楽になりますよ♪
どちらかというと手強いのは、骨盤が開いてしまうことに伴う症状です。
突然の汗も、私は骨盤の開閉が大いに関係していると思います。
更年期の時期は、1日のうちでも、女性ホルモン量の急激な変化がみられますので、それに合わせて骨盤の開閉があり、骨盤が急激に閉じたときに、ベルト状の帯脈が締め付けられ、それによって上に突き上げるのぼせなどの症状(衝脉)が現れ、緩んだと同時に一気に汗が噴き出るようです。
腰が砕けそうな虚痛や、お腹周りの浮き輪肉も、コレに同じで、帯脈と衝脉を征すれば、楽になります。

これにはひとつ提案がありますよ。
帯脈ベルトも勿論OKですが、汗のひどい人は、仙骨の部分をカイロなどで温めてください。
のぼせ症の補中益気湯である、升降丹と、二至丸ベースに亀板と鼈甲を加えた、薹和先生のオリジナル処方・・・亀齢寿もよい!
足の裏の湧泉が、力なく凹んでいる方は、寝る前に湧泉にお灸をしましょう。
又、意外とよいのが、足首、足の土踏まずの部分に、ソフトヘアゴムを巻くこと!
是非、やってみて!

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