老化と慢性炎症
歳と共に疲れが抜けない、無理が利かない、あちこちに不具合が出る・・・などの症状が出てきますが、これは一つ一つの細胞が老化してくるためと言われています。
免疫細胞もこれにしかりで、異物が入ってきたり、体の中に悪い物ができたりしても、それがすぐに処理できない、免疫細胞を増やせない、敵と自分とを見分ける能力が劣り、誤って自分を攻撃してしまう・・・どうしてよいのかわからず、オロオロする免疫細胞の姿が目に浮かびますね。
免疫細胞の武器は活性酸素で、自己を攻撃すれば、あちこちの組織に炎症が起こります。
ガンや動脈硬化は老化とともに進むのは、この慢性炎症によるものと考えられています。
実際、百寿者(元気で100超えしている方)の血液を調べると、慢性炎症が明らかに少ないことがわかっています。
慢性炎症は、ストレスにうまく適応できる人は起こしにくいですし、食生活も大いに関係しています。
糖質、油物、高タンパク食を摂って運動を怠ると、体の中は炎症体質に変化してゆきます。
雑穀、野菜、豆、海草、きのこ、発酵食品などで腸の環境を整えると、慢性炎症が起きにくくなります。
すでに、~炎という病気にかかっている方は、紫霊芝やタンポポ茶をはじめとする清熱解毒生薬で、炎症を抑えてゆくことが、老化と病気の予防につながります。
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