2014年7月9日水曜日

更年期と食事

更年期と食事

更年期の大汗を中医学的にどう考えるか?

日中、突然に顔が火照り、カ~と暑くなったかと思えば、ダ~と大汗が出て、次にはシューと汗がひき、今度は寒くなる。
夕方になるにつれ、骨盤が開き、内臓が下垂して、体がとてつもなくしんどく、手足、体もだるい。

夜中は、何度も首と胸のまわりに寝汗をびっしょりとかいて、背筋はゾクゾク、皮膚表面にも痛みが走る

骨、腰、関節にも症状が出やすく、立ち上がる動作に痛みを生じたり、よく使う指や関節が、起床時にバネ状に固まったりして、不愉快きわまりない・・・等

更年期の汗は、気虚、肝腎陰虚、肝陽上亢などが複合したものと考えられる。
昼間も夜間も、間歇泉のように、定期的に汗が噴き出すので、不愉快なばかりか、早く治療をしないと、汗をかけばかくほど、体力が低下し、汗は止りにくくなり、症状が進むので、注意が必要です。

1,汗をかけばかくほど、なおさら止りにくくなる、骨盤が開き内臓が下垂するのは、気虚の症状
筋力を鍛え、気を補い、脾胃の働きを強める

2,夜間の汗(盗汗)は陰虚の症状で、熟睡できなければ、さらに陰虚が進む
清熱補陰し、熟睡できることが大切

3,骨の症状も、女性ホルモンの不足による、骨代謝の変化が原因です。

以上のことより、更年期の汗をはじめとする諸症状には、肝腎を補い、気陰両虚を進ませない工夫が大切です。
これには、Wリンクル(肝腎を補うプラセンタ)+新ノーゲン(清熱補陰、補気)
をベースにして、昼間の汗には紅羅布麻、夜の汗には亀齢寿を使用すると、3ヶ月足らずで体調は万全になってきます。

私はこれらの漢方養生に加え、朝晩30分程度のウォーキングと、主食に納豆+もずく酢を取り入れることで、体調を取り戻しました。
体重も体脂肪も減って、体が軽くなり、気分もよくなりました!!
ご参考ください。

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