2017年3月8日水曜日

不妊と女性特有のがん

不妊と女性特有のがん

こちらへご相談に来られる女性のがん(子宮がん、卵巣がん、乳がん等)の方の7割弱の方が、衝撃的な発言をされています。
”若い頃は子供が出来ずに、もうイヤというほど、卵巣を刺激するホルモン治療をバンバンと受けました・・・運良く何とか子供を授かり、普通の生活ができるかと思いきや、今度は子宮にがんがみつかり、本当に女性でなければよかった・・・と涙がこぼれます”

たまたまなのかもしれませんが、こちらにこられる女性特有のがん疾患は40代~50代の方が最も多く、過去に赤ちゃんが出来にくく悩んだことを打ち明けられます。
このような不幸を何とか未然に防ぎたいという思いが自分の中で沸々と沸き上がっています。

実は不妊とがんとはとても密接な関わりがあります。
どちらも、心のストレスに長期間さらされている!頑張りすぎている!良質な睡眠がとれていない!体が冷えている!良質のアミノ酸が不足して、血液の質がよくない(肝血虚)!・・・等の原因で、卵巣や子宮に分配される血液が不足し、とても冷えているのです。

このような体の状況が改善されないまま、幸運にも妊娠したとしても、がんを発症する危険性は高いままです。
外からのホルモン治療というのは、やはり体にとってストレスがあり、慢性炎症を起こしやすい下地が出来上がります。
そして、そのまま更年期を迎えると・・・。
更年期は知ってのとおり、ホルモンのバランスが大きく変わる時期です。
脳は、すでに働きを終えようとしている卵巣に”何故、言うことを効かない?頑張れ!頑張れ!”と刺激し、卵巣に慢性炎症を起こします。
これが、そもそもの更年期の不具合の原因です。
冷えて免疫力が不十分なところに、慢性炎症が起き続ければ・・・非常に発がんしやすい状況になります。

乳がんは?というと、子宮と乳房とは任脈、衝脉、そして胃経、肝経という繋がりがあり、密接に関係しあっています。
妊娠するためには、肝にしっかり蔵血していることが大切で、これが即ちがんの転移や予防にも関係しています。

現代は、女性も当たり前のように仕事をし、仕事+家事+出産という過酷な任務を女性が担当しています。
そして、晩婚化が進んでいるために、結婚して1年も経たなくても、年齢が年齢だから・・・とステップアップ治療を勧められ、多くの女性は先の見えない不安な気持ちになります。
心のストレスを解放し、無理を止めて、適切な栄養をとれば、多くの方が自然に妊娠でき、元気な更年期も迎えられることを、体験者として伝えてゆきたいと思います。

女性がいくつになっても笑顔でいられますことを願って♪

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