治る人の傾向
先日、岡山の春名さんの会にて、”がんの辞典”の小澤編集長の貴重な講演をお聴きしました。
小澤先生は、常日頃から、”がん克服のための3つのものさし”を語っておられます。
1,病気の物差し・・・がんの大きさ、悪性度、進行度、消える、消えない、治る、治らないの物差し
2,元気の物差し・・・健康度、治癒力、自分の体の状態の物差し
3,命の物差し・・・人生観、死生観、幸せを感じられる生き方の物差し
今の現代医療は、1の物差しだけで、全てを図ろうとするために、治すことだけに捕われて、肝腎な生命力や生きる気力を損なってしまう欠点があります。
治る、治らないだけに捕われるのではなく、今の体を手当てし、養い、今日を気持ちよく生きることで、結果的に治る力も倍増し、バランスのよい物差しを持つことを大切にされておられます。
小澤先生の長年の経験者レポートを分析された結果、治る人には5つのタイプがあることを語っておられました。
1,天然タイプ・・・がんの恐怖心がほぼ0で、治ることを疑っていないタイプ
2,依存タイプ・・・依存者と被依存者がピタッとマッチングしたとき、信じる物は救われるでよくなってゆくタイプ
3,学びと体感型タイプ・・・学びと体感で、治癒感、健康観、人生観、死生観を構築してゆくタイプ
4,研究者タイプ・・・こうすれば治るという仮説をたて、自分の体でワクワクしながら実験検証してゆくタイプ
5,明け渡しタイプ・・・死を覚悟して執着を手放し、日々幸せを感じて生きていたら、がんが消えてしまったタイプ
の5つ
そして、私も中医学的観点から、治ってゆく人の傾向をまとめてみました。
1,まず、治るスイッチをいれるためのカギ作りをした人・・・食事、睡眠、ストレス、考え方、生活習慣など自分に問題があった部分を修復し、出来上がったカギで治るスイッチを入れる(中医学でいう弁証論治)
2,スイッチを入れたら、ぶれずに3ヶ月まずやり続けた人・・・病抑制遺伝子や長寿遺伝子が目覚める
3,発病当初は、体力があり、解毒されていない部分が多いので、玄米菜食、睡眠、気功、温めなどの解毒養生を取入れた人
4,抗がん剤や、放射線治療を医者任せにせず、自分の体調を見据えて、負け戦になる前に休止し、養生に努めた人
5,抗がん剤や放射線などの治療中は、扶正去邪の漢方(タンポポ茶や紫霊芝、コルマータQ10,核酸など)を併用した人
6,抗がん剤などで消えても、なおざりにせず、体質を変える養生を続けている人
7,体力低下時は、玄米菜食に固執するのでなく、臨機応変に体の声を聴きながら、益気養血の食材や漢方(コルマータQ10,エネスポ、発酵紅参、核酸など)を取入れた人
の7つです
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