2018年3月30日金曜日

病を治す生活の仕方

病を治す生活の仕方

重篤な病を宣言されたとき、落ち込むのではなく、体のSOSを聞き取る有り難い機会であったと認識するようにしましょう。
私達の体には、もともと自然治癒力というものがありますので、それを後押ししてあげる生活さえすれば、寿命に達していない限り、回復することができます。

前回は、私達の体に適合した食事についてお話しさせていただきましたが、今回は自然に適合した生活をする・・・という観点からお話しさせていただきます。
自然に適合した生き方の中に、年齢に応じた生き方、季節と気候に応じた生き方、そして1日の過ごし方がありますが、今回は、1日の過ごし方についてに絞ってみたいと思います。

とても当たり前のことなのですが、おひさまが朝昇ってお昼間が来て、夕方に沈み夜を迎える・・・・というこのパターンに合わせたライフスタイルがとても肝腎になります。
すなわち、おひさまが昇ると同時に、コルチゾールの分泌量が最大になり、私達は目覚め、交感神経が働いて、”さあ今日も1日頑張るぞ!!!”というモードになります。

頭を使う仕事を午前中にはかどらせてしまうのが理想です。
午後からは、コルチゾールの分泌量も落ちてきますので、ハードに頭を使わないルーチンワーク、そして適度に体を使う仕事がお勧めです。
人間は動物ですので、動くことはとても大切・・・適度に体を使ったり、筋肉を使う運動を取入れることで、ストレスを上手くコントロールするホルモンのバランスが整います。

そして、おひさまが沈んだら、仕事から離れる事が大切です・・・メ~ルやスマホの使用はお休みしてください。
目からの刺激が脳を刺激し、交感神経を緊張させてしまいます。
夜は、副交感神経が働く時間・・・ゆったりと食事を楽しみ、お風呂で体を温め、ストレッチをしたり温灸手当てをするのに適した時間です。
寝る前にリラックスすることにより、寝ている間に体の作り替え、解毒代謝、がんの芽を潰す・・・などの作業が有効に行われます。
日付が変わる頃には、熟睡出来ているような時間に床に入ってください。

なんだ・・・ものすごく当たり前のことばかり・・・なのになかなか出来ていないライフスタイルではありませんか?
仕事がある・・・家族がいる・・・出来ない条件が幾つかあるかと思いますが、この自然な生き方を曲げて、あなたがあなたらしくない生き方の無理を重ねた結果、生じたのが今の病です。

病から回復するために、今までの生き方を見直し、どうしたら自然に即した生き方ができるか、プランを立ててみてください。
体は素直に喜び、治癒力を発揮するスイッチが入りますよ!!!

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