2018年4月3日火曜日

血圧不安に効く養生

血圧不安に効く養生

私事で恐縮ですが、私の両親及び両親の親戚一同は皆血圧が高い血筋です。
自分自身も妊娠前までは100と60くらいの低血圧であったのに、妊娠中毒症が原因で血圧が上がり始め、46歳~更年期症状に悩み出した頃から常時220と120ほどの高血圧の持ち主になっていました。

私の母も同様の血圧があり、56歳でくも膜下出血で他界し、父はあまりにも血圧が高いので・・・と降圧剤を処方され、その3日後に1回目の脳梗塞を発症。
そして自分も、更年期のときに降圧剤を処方され、眩暈で仕事が出来なくなった経験があり、降圧剤を飲むことを躊躇していました。

原因不明の高血圧を本態性高血圧といいますが、血圧が上がるには、それなりの原因があるので、原因を解決することなしに数値だけを下げると、脳への血流が不足し、かえって眩暈やふらつき、動悸、悪くいくと脳梗塞などを起こしかねません。
そこで、原因を見極め、体の中身から変えてゆくことが大切です。

私も母の年齢に近づいてきたこともあり、今回、東京にて徹底検査を受けてきました。

そして、私の高血圧の原因は、
1,過剰適応による交感神経の緊張が夜間になってもとれず、常に神経が戦闘態勢にあるため血圧が上がる
2,無意識ストレスが原因で、血が濃い(赤血球の割合、血小板が多く、血が粘り酸素の供給率が悪い)ため圧を上げなければならない
3,ノルアドレナリンが高く緊張状態にあるために、心拍出量が普通の女性の2倍あり、なおかつ抗利尿ホルモンの値が高く、水を溜め込みやすいため、循環血液量が増えて血圧が上がる
4,女性ホルモンの不足に伴い、夜間低血糖が見られ、コルチゾールが刺激される
の4つでした・・・原因がわかったので、さっそく養生を開始しました!!!

病院でカルシウム拮抗薬とβーブロッカーを処方されましたが、まずカルシウム拮抗薬1日1回から・・・との指示で、降圧薬はそれのみをはじめましたが、最初の1週間は下がりすぎにより、フラフラして仕事が出来なくなりました。
ところが、2週間目からは、次第に元のセットポイントに体が戻そうとして、不安定なシーソーゲームが始まりました。

そこで以下の養生を取入れ、約1ヶ月で安定した数値(130と80程度)を保ち、体調も抜群に整っています。

養生方針1・・・夜の副交感神経を強化してリラックス(気を詰まらせない)

◎     頑張り思考~スマイル思考へ

◎     呼吸1,2,3,4で吸い、5,6,7,8,9,10,11,12で吐く・・・散歩時も

◎     夜のスマホ、患者さんからのメ~ルの返事を止め、夜になったら仕事を考えない

◎     私は自由にのびのび楽しんで生きられる・・・と朝晩瞑想

◎     午後11時前に就寝

◎     立って原稿を書くのを止める

◎ 副腎疲労をとる、松康泉、スーパー紅景天、ビタミンCを取入れる

養生方針2・・・腎虚の改善(補腎養生)

◎     寝る前に仙骨部分と湧泉、照海、太谿を温める、青竹踏み

◎     スクワット体幹体操+1日30~40分のウォーキング

◎     夕方~亀齢寿、エネスポなどで補腎

養生方針3・・・おけつ対策



◎     グリーンピュアレをペットボトルに作り、チョビチョビ飲む

◎     無塩のトマトジュース、酢の料理、魚料理を増やす

◎     破血と活血効果のある、大熊柳、紅羅布麻、桂枝茯苓丸、四逆散で漢方養生

◎     食事と運動で減量を図る(20代のときのベスト体重まで)



約1年かけて、中身の状態(体質)を変化させていけば、次第に新薬は減らして行けると考えています。

降圧薬を飲んでいても、血圧が下がらずに薬の量だけが増えてしまう方、降圧薬を一生飲むものだと勘違いされている方は、養生という概念がないからです。

原因を知って養生すれば、必ず血圧は安定します。

毎日、血圧不安を抱えて過ごしておられる方・・・ぴょん先生の血圧相談sisimaru@abelia.ocn.ne.jp

までご相談くださいね♪


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