2008年9月10日水曜日

汗のかきすぎと生理不順

ご相談

この夏は特別に暑かったせいか、昼間もとてもよく汗をかき、夜になると、手足や顔が火照り、気がつくとびっしょり汗をかいている状態で、熟睡できず、本当に体がしんどいです。
生理もここ2ヶ月ほど来ていませんが、この異常な汗と関係あるのでしょうか?

りえぴょんのアドバイス

お尋ねの症状は、夜間の寝汗、ほてりなど、陰虚の症状がとても強いようです。
昼間の汗もあり、気の消耗もあるので、子羊袋を朝晩6粒の他に、朝を生脈宝1包、夜を亀齢寿6粒にしてみましょう。

津血同源、精血同源といって、汗と血はもともとは同じ津液(陰分)です。
汗による消耗が激しいと、その分、血も不足し、特に生体の維持に必要な器官ではない子宮には、分配される血液の量が減ります。
その結果、子宮内膜が十分に出来上がらなければ、生理を起こす力も不足します。
今は、消耗した、気血と津液を補い、汗をかきすぎないことが、生理を起こすための大切な養生です。

また、天蘭美人の併用をお勧めします。こちらは、血の消耗を助け、補い脳を栄養することで熟睡を導くものです。
貧血の方には特にお勧めで、例えば食事で血になるものを摂れていないときに補う形でも随分ちがうと思います。

血を作るためには、色の濃い野菜や、黒い食べ物を摂りますが、陰液全般を補うには、白いものを補います。
例えば、これからに季節、梨、枇杷、銀耳、松の実、白ごま、豚肉、貝ばしら等。火照りが強ければ、豆腐やヨーグルト、白菜、セロリ等もメニューに取り入れてください。

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