シリーズ9回目 津液に関する養生法
若い頃のままの潤いを保つためには、十分な睡眠が一番です。
女性の方は、寝不足や夜更かしが続くと、肌荒れを起こした経験がどなたもあるのではないでしょうか?
昼間に摂った食事を原料にして、血や筋肉、皮膚、骨などに作り替える作業と、代謝による老廃物を解毒(無毒化)して捨てるための作業は、夜寝ている間に行われます。
特に、午後10時~午前2時の間に熟睡することによってヒト成長ホルモンが分泌され、その働きにより化学反応が進みます。
従って、いくら良い栄養をとっても、この黄金の4時間に眠っていなければ、自ら老化を促進させていることになります。
そして又これらの作業は、約4000種類もの酵素がうまく働いて行われています。
酵素を有効に働かせるためには。
1,酵素を無駄遣いしないこと
2,酵素の原料となる必須ミネラルを補うこと
3,体温を36,5度以上に保つことの3つがポイントになります。
1添加物の多い加工食品、インスタント食品、動物性タンパクや脂肪の摂りすぎに注意が必要です。
これらを無毒化するためには、大量の酵素を必要とします。
食事は腹6~8分で少食を心がけましょう。
2,酵素の核となるのはミネラルです。
現代人にはミネラルがとても不足しています。
根菜や海産物をしっかり食べましょう。
3,体温を保つためには、血液が十分にあることと、下半身の筋力を鍛えることです。
老化は足から進むと言われ、寝込んだり、歩かなくなると筋力が衰え、いっぺんに低体温になります。
津液を補う食材を滋陰の食材といいます。
お勧めは、ツバメの巣、亀ゼリー、銀耳、松の実、黒ごま、白ごま、烏骨鶏、卵、牛乳、チーズ、牡蠣、ほたて、鴨肉、豚肉、馬肉、ゆりね、枸杞子などです。
ただ単に、水分を摂るだけでは、津液を補えません。
これらの食材を夕食時に取り入れてくださいね。
保健室のお勧めツバメの巣ゼリー・・・30本入り 5000円 (お肌がプルプル、ツルツルになりますヨ!)
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