2010年4月1日木曜日

冷え性は解毒を妨げる

日本人は冷え性に悩む人口が非常に多い民族です。

その原因は

1,食生活・・・お刺身、生野菜、フルーツ、キリリと冷えたビール、アイスクリーム、洋菓子を多食する

2,ファッション・・・子供の頃から冬でも半袖ショートパンツの教育、足元、お腹、襟ぐりのあいたスタイル

3,ストレス・・・神経質で繊細な国民性の上、超ストレス社会で血の流れが細い

4,地形・・・海に囲まれた島国で湿気の多い気候


これらの条件では、体内の余分な水や老廃物を解毒するのに大切な働きをしている、肺脾腎の働きが著しく低下しやすくなります。

体が冷えることで、これらの臓の機能が低下すると、

むくみやすい、疲れがとれない、体がだるい、便がスッキリと出ない・・・・などの症状に悩まされます。

これらは、まさしく解毒が低下した状態です。


体の解毒力が低下すると、まずはアレルギー性の疾患が現れやすくなります。

花粉症や湿疹アトピー性皮膚炎がある方の大半が冷え性です。

冷え症で解毒能力が低下すると、ガンや膠原病にも罹りやすくなるので、早めの養生が大切です。


心当たりがある方は、さっそく上記生活習慣を改め、腰や大椎(首の後ろのグリグリの部分)の温灸を実行してください。

また、解毒作用のある淡味+健脾と温裏の食材で、体力を補いながら解毒力を高めましょう!!