2011年11月14日月曜日

ガン養生中のインフルエンザ予防

手術をして間もない方、抗ガン剤や放射線療法を受けておられる方は、体力と免疫力が低下していますので、特にこれからの季節は感染に気をつけてください。
体力と免疫力が弱っているときは、後天の本である脾胃を回復させることが第一です。
胃腸を温める大熊柳や、発酵紅参茶などは、食欲を回復させて生きるための意欲をサポートします。

食養生では、温かい鍋物をお勧めします。
季節の野菜と根菜がたっぷり入った鍋が良いですね・・・タンパク源として、厚揚げ、お豆腐もよいですが、胃腸が冷えている方には、特に高野豆腐、麩、湯葉、切り干し大根、干し椎茸などの乾物食品を鍋に加えるのがよいですよ。
鍋後に、玄米ご飯を入れるととても消化もよく美味しいです。
ただし、よくかんで腹七分を守ってくださいね。

お手当てでは、大椎とお臍の温灸と、時間があれば肝腎脾のお手当てをお勧めします。
最も手軽にできる肝腎脾のお手当ては、2枚のコンニャクを用意して温め、タオルに包んで肝臓とお腹を温め、次に2枚のコンニャクを腰にあてて、腎臓を温めるやり方です。
左脇腹の脾臓は熱を持ちやすいので、冷却剤などで冷やします。(最後の3分ほどでOK)
仕上げは、冷たいタオルをのせて、毛穴を引き締め熱を逃がさないようにするのがポイントです。
タンポポ茶を飲んでから、肝腎脾のお手当てをすると、解毒が促進され、グングンと免疫力が高まりますよ。
何と言っても気持ちがよいので、是非毎日行ってくださいね。

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