2011年11月29日火曜日

腸閉塞を起こしているとき

読者さまからのご質問

腸閉塞がおきて、繊維の多い玄米なども止めています。
今週から高カロリーの栄養点滴に入りました。
厳しい状況ですが、養生の仕方を教えてください

りえぴょんのアドバイス
お便り有り難うございました。
ここのところ急に寒くなったのも、腸閉塞のある方にとっては辛い環境です。
未消化の食物とガンによる腸の詰まりがある上に、体力低下と冷えがあると、腸は自分で動けなくなり癒着しやすくなります。
腸の蠕動運動が妨げられると、ガスが停滞するために痛みと吐き気を生じやすくなります。
これの解決法は、ひたすら腸を温めることです。
とにかく、根気よく腸を温めることで、びっくりするくらいの便が出て、快方に向かいます。

1,ビワエキス+塩温石法(フライパンで粗塩を煎り、木綿の布にてるてる坊主風に包んで、お腹をのの字にマッサージ)
2,味噌湿布+こんにゃく罨法
3,へそ灸

等のお手当てを根気よく行い、良い兆しが見えるまで辛抱強く続けてください。
どのお手当ても仕上げは、冷たいタオルで数秒間冷やしてください。
これで熱を封じ込める効果と、刺激効果が入ります。
漢方食品では、乳酸菌製剤の証陽散がお勧めで、腸の運動を促します。
そのまま召し上がってもとても美味しいです。
高カロリー栄養液は、体に負担がかかりやすいのと、ガンが成長しやすいのでなるべく口から自然に食事をとっていただくのがよいです。
医者が宣告する余命などあてにはなりませんので、あきらめずに養生なさってください。

同じ状況で良くなられた方はたくさんありますよ!!

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