2012年4月24日火曜日

アレルギー反応の爆発


花粉や黄砂が飛散してから、今まで落ち着いていたアトピー性皮膚炎が急激に悪化して、夜も眠れない方が増えています。
長年アトピーと付き合ってきた方は、この時期の過ごし方をとてもよく心得ておられるようです。
私は、今のところアトピーも花粉症も発症したことがないので、その辛さを体験していませんが、先日長年のアトピーに苦しんできた方から、養生についてお話を伺いました。

花粉の時期に悪化するアトピーですが、花粉の飛散量だけではなく、その年の冬の過ごし方が大きく関わっているというお話・・・・つまり冬に甘い物を食べ過ぎて胃腸を傷めていたり、こってりした食べ物を食べていた年は非常に症状がひどく出るとのことで、きちんと養生して解毒できた体でいる年は、花粉の飛散量が多くてもあまり症状が出ないことに気がつかれたそうです。

症状が華々しく出ているときは、何を食べてもダメで、強制的に1週間ほど断食をしてやっと落ち着いてくると言われました。
この方は、本当はチョコレートがとても好きで、いつもチョコがないと落ち着かないほどだったそうですが、花粉症の時期にチョコを1粒食べただけで、恐ろしいほどの痒みに襲われ、皮膚がいっぺんにボコボコになって何ヶ月も苦しんだ経験があるので、この時期には絶対にチョコやクッキー、ケーキ等の油脂を含んだ甘いお菓子を食べないそうです。

このアレルギー反応が爆発的に起こった状態では、普通にご飯を食べただけでも拒絶反応が起こり、何を食べても痒みが増すことがあります。
春は、冬の間の老廃物が一気に代謝されてくる時期であるとともに、化学物質を付着した花粉や黄砂が入ってくるために、体内では解毒が追いつかなくなり、”もうこれ以上私に何も入れないで!と体が悲鳴をあげている状態なのです。

とにかく胃腸に負担をかけず、解毒を促すことが一連の反応を終わらせる早道です。
タンポポ茶は一日1~3袋飲んで、半身浴等で汗を出してゆきましょう。
胃腸に負担がかからないお粥などにして、チョコやクッキーは1粒でも厳禁・・・今までの努力が台無しになってしまいます。
厳しいことを言うようで、申し訳ないのですが、治るためにはここ一番、徹底して乗り切ってください。

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