2012年5月8日火曜日

疲労と皮膚疾患




メ~ル相談で、”最近仕事が忙しく、疲れが溜まっていると感じていたのですが、蕁麻疹のような小さなポツポツが出始め、なかなか治りません・・・・疲れと何か関係ありますか?”というようなお便りをいただきました。

蕁麻疹や皮膚病は、疲れているときや体調が悪いときに起こりやすいです。
例えば、寝不足、ストレス、食べ過ぎ飲み過ぎ、花粉なども要因になります。

毎日の食べ物、花粉、添加物、化学物質、そしてストレス感情によって生じた内因性のケミカルメディエイター等はすべて夜寝ている間に、肝臓で解毒処理されます。
アレルギーや皮膚病は、処理しきれないほどの物質が体内に入って来たときと、過労や寝不足により体の解毒機能が低下しているときに起こります。
未処理の毒素が血中に残っている場合、体は血液を浄化するために皮膚に毒を排泄しようとします。
通常であれば、便や尿、汗に排泄されてゆくものですが、追いつかないと皮膚に解毒されてくるわけです。

ですので、この場合
1,正常なルートで、今の毒を捨てる・・・・タンポポ茶+半身浴+午後10時には睡眠

2,肺脾腎を強化して解毒能を高める・・・通竅+しんどいと感じたら、体をゆっくり休める

の養生が効果的です。
食べたり飲んだりすることは、疲れている体には、意外にも負担がかかる行為です。
皮膚症状がひどいときには、なるべく消化の良い炭水化物を少量、よく噛んで食べる程度にとどめておくことが大切です。


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