2012年5月22日火曜日

めまいと漢方


めまいと漢方

ことしの気候は暑くなったり、寒くなったり・・・本当に体にこたえます。
季節外れの寒気が南下しているために、暖かい空気と混ざり合って、竜巻や突風が発生しています。
このような状況下では、気温の変化のみならず、気圧も一日の間に急激に変化しており、激しく体調が揺さぶられます。

気温と気圧の変化に対応しているのが、自律神経系で、体温を調節したり、血管の圧力を変化させたりして、外界の環境変化に対応しているのですが、これだけ変化が激しいとその調整は困難を極めます。
特に、自律神経系は、ホルモン系と免疫系とネットワークされているため、更年期等でホルモンに変化がある方や、ガン、感染症、アレルギー等で、免疫系に負担がかかっている方は、影響されやすいようです。

突然のめまい、浮遊感、動悸、息ぐるしさ、吐き気、冷や汗、脂汗などは、特徴的な症状で、”どうしてしまったのだろう?”という不安を覚えます。
これらは、自律神経がうまく対応出来ていないために起こる不具合なのですが、これを中医学で捉えると、少陽経に問題があることが多いのです。

少陽とは、表ではなく、裏でもない、半表半裏の部分です。体でいうと、前でも後でもない、側面ですね。
ちょうど扉の蝶番を部分を意味し、外と中の状態をうまく微調整する部分です。
蝶番がうまく作動しない原因は、
1,蝶番に何かが噛んでおり、ストレスがかかっている・・・気滞、痰湿、おけつなど

2,蝶番の油切れ・・・肝血の不足、腎陰の不足など
3,ドアが重すぎて、開閉がうまくいかない・・・気虚の状態
等があり、本質的には、その原因をやっつけてゆくことが大切です。

原因治療は、体質改善の部分であり、漢方の他に食養生が欠かせませんが、まずは手っ取り早く、この蝶番を強化すること・・・・これが、馬鞭草の服用と乾布摩擦、逆立ち体操(ねころがって足をブラブラ)です。
馬鞭草は、急な気温の変化、気圧の変化による対応を強化してくれるので、自律神経の不快症状が一変に和らぎます。
特にめまいやのぼせで悩んでおられる方は、かぎかずらと併用されるとよいですね。

★馬鞭草・・・180粒7350円
★かぎかずら・・・180粒7880円
いずれも、おかしいかな?と思ったら、頓服で6粒食べればOK!!
食品漢方ですので、発送も可能です!

★保健室では今後、ロバ痴呆気象台(苦笑)による、健康に関する様々な注意報や警報を出して参りますので、お楽しみに♪

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