2012年6月5日火曜日

湿毒の症状が急増中!




6月に入り、梅雨近し・・・という感じですね。
ここのところご相談で多いのが、
1,眠くて仕方がない、朝起きるのが辛い、体が重い、手足がだるく横になりたい
2,痰が多く、咳き込むと吐き上げる
3,胃に水が溜まって振水音がする、吐き気、起床時に胃が痛む、食欲がない、軟便
4,腰が重だるく痛む、関節が浮腫んだ感じで物が握り辛い
5,白っぽいおりものが多く不快、膀胱炎が再発

これらは、典型的な湿邪の症状です。
日中の暑さで、水分を多くとったり、冷やし中華や冷や麦、冷や奴などのメニューが増えていませんか?
これらが、その後の運動等により、汗や尿となって代謝されれば問題ないのですが、例年になく、朝夕の冷え込みが激しいこと、外湿があがってきて、体の湿が除湿されにくいことで、体に湿毒が溜まると、上記の症状がおこってきます。

♪この時期にお勧めの方剤♪

1,升降丹(1ヶ月分 9240円)
胃腸を温め、働きを助けて湿毒を尿に降ろして排泄するもの
体のだるさ、のぼせ、ほてり、不安感、動悸、吐き気、膀胱や下の不快感がある方にお勧めできます。

2,龍衣(1ヶ月分 9240円)
こちらは、皮膚や筋肉等の湿毒による、痛み、むくみ、神経痛、偏頭痛等を解消するのに役立ちます。
血中の酸素効率をあげて、老廃物を速やかに除去・・・梅雨時の痛みにはぴったりの方剤です。

3,カロジツ(1ヶ月分7140円)
痰が絡む、咳き込んで吐き上げる痰が原因の、胸痛、吐き気、胸脇痛に対応します。
主に胸脇部が痰に塞がれた症状を改善するため、気が詰まる、胸に不快感があって眠れない方にも使うことが出来ます。

1,2,3はすべて痰湿毒をとる方剤ですが、どこの場所に毒が停滞しているかにより、使い分けられます。


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