酸化から身を守る
老化の3大原因の一つが酸化ストレスです。
人は、酸素を利用して、生きるエネルギーを作り出していますが、その反面、酸化反応も受けることになります。
酸化反応とは、いわゆる鉄さびと同じで、酸素に触れることで組織に炎症が生じ、ダメージを受けて細胞が老化してゆきます。
血管が硬くもろくなる、筋肉が萎えてゆく、皮膚にハリがなくなり硬くなってゆく、骨がスカスカになってゆく、ガン化が促進される・・・などは酸化による老化現象です。
酸素を吸っている以上、酸化反応を受けないわけにはいかないので、なるべく酸化反応を強く受けないように、守りの養生をしてゆく必要があります。
これには、積極的に、植物(野菜や海藻、豆類)を摂ってゆくことです。
食物というのは、ある意味動物よりもうんと賢く、生きるバイタリティーに富んでいます。
彼らは動いて獲物をゲットするしくみを持っていないため、同じ場所で佇み、土のミネラルを吸い上げ、太陽からのエネルギーで光合成して、生きるためのエネルギーを作り出しています。
直射日光による酸化反応をもろに受けてしまうので、それを防ぐべく、強い抗酸化物質を持って自らを守っています。
言い換えれば、植物は抗酸化物質とミネラルの宝庫です。
その他にも不思議なことがあり、植物の葉をちぎったり、傷めたりすると、そこから免疫物質や伝達物質が発せられ、回りの植物に危険が知らされます。
知れば知るほど、植物には生き延びるための智慧が隠されていることに驚きます。
酸化から身を守るためには、古い油、熱した油、動物性の脂肪、酸化油脂などを避けて、積極的にお野菜類を摂ってゆきましょう。
又、特に病院の医薬品を飲んでおられる方(抗ガン剤、鎮痛剤、抗生剤、血圧の薬、糖尿の薬、コレステロールを下げる薬など)や、起床時に昨日の疲れが抜けない方には、強い抗酸化作用をもつコルマータQ10がお勧めです。
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