2型糖尿病はガンの養生に同じ!
成人の糖尿病予備軍に該当する方は膨大な数に昇っており、その殆どは2型の糖尿病です。
つまり、次にあげるような何らかの理由により、糖を処理するインスリンの分泌が悪くなったり、反応性が悪くなると、血糖値が慢性的に高くなってきます。
血糖が高い状態では、グルコースがもつ反応性が高いアルデヒド基が、血管の内皮細胞を傷つけ、内皮のタンパクと結合してゆき(糖化反応)これにより、微小循環が滞り、脳梗塞、認知症、狭心症、腎臓病、肝臓病、失明、壊疽、歯周病等、糖毒性により、全身をむしばんでゆきます。
それでは、その原因についてですが、
1,過食と食事の質(精製された白砂糖食品白米、粉食)、食事時間が不規則・・・血糖値が一気に上がる
2,持続的なストレス・・・食養生していても、交感神経が過剰に働く時間が続くと血糖値は上昇
3,筋肉をあまり使わない生活・・・筋肉を動かさないと、糖を処理するインスリンの反応性が弱まる
4,寝不足と就寝時間の不適・・・解毒のためのホルモン、神経伝達物質等の不足と消耗を助長する
の4つがあげられます。
早い話が、食事を腹七分の6号食にし、気持ちをおおらかにして、体を動かし、午後10時には就寝する生活をすれば、養生のみで進行を防ぎ、慢性のおけつを防止し、さらには発ガンも防ぐことができます。
この部分をさらに後押しするのが漢方と考えていただくとよいと思います。
★ーーーーーーー保健室では
1,糖の解毒を促進する・・・・タンポポ茶(ショーキT1)
2,養脳によりストレスを軽減する・・・新ノーゲン
3,補肝腎により陰を養う・・・通竅、プラセンタ(Wリンクル)
4,おけつ(合併症)対策・・・弁証
等をその方の原因をみきわめて処方しています。
糖尿病は、同じ生活習慣を続けることにより、静かに進行し、不可逆的なおけつ(合併症)を形成してゆきますので、早期より養生されることをお勧めいたします。
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