2013年1月29日火曜日

ストレス性の喘息発作


ストレス性の喘息発作

喘息の原因は主に肺脾腎の虚損による伏痰(痰が常日頃から宿ること)と考えられますので、痰を作るような食生活を慎むことは最も大切なことです。
伏痰を起こさないために、以下のことにご注意ください。

1,夕方以降、冷たいもの、冷たい水分(アイスクリーム、ジュース、ビール等)を控える
2,甘いお菓子、洋菓子、スナック菓子を控える
3,刺身、生野菜、冷や奴などを控える
4,冷たい水分の一気のみをしない
5,腹7分を理想とする
6,甘いものの他、揚げ物、味の濃いもの、油物、塩辛いものを食べ過ぎない
7,睡眠不足をさけ、午後11時には休息する

暑さ、寒さの変化、アレルゲンに接した時の他に、精神的にイヤなことに遭遇したときや、気持ちが焦ったりしたときに、喘息発作は誘発されやすく
なります。
気持ちが焦ったりすると、一時的に拡がった気管支が縮まろうとして、気道が狭くなります。
このときに、伏痰があると、息道を塞いでしまい、呼吸困難を起こしやすくなります。


ストレスによって喘息発作を起こす方には、肺脾腎を補い、伏痰を除く通竅と、脳髄を補い、ストレスによる自律神経の変化に素早く対応できる新ノーゲンの併用をお勧めしています。
そして、焦りや不安を感じたときに、一呼吸置いて、”大丈夫!大丈夫!”というクセをつけてください。
こうすることで、自律神経の振幅を減らし、発作の誘発を防ぐことが出来ます。

また常日頃から、深呼吸を心がけて、肺気を沢山作ることもお勧めの養生です。
笛やハーモニカ、フルート等の管楽器は、肺気を養い、気の巡りもよくしますので、喘息の方の養生にピッタリです。

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