2013年4月9日火曜日

春に多い月経の遅れ


春に多い月経の遅れ

この季節は、進学、就職、移動等、一気に今までとは環境が変わる季節です。
身の回りの変化は、私達の心と身体に多大な変化を与えます。
様々な環境ストレスに対して、血液を各臓器や器官に分配するのが、肝の働きです。
このことを、肝の疏泄と言います。

肝の疏泄がうまくいかないと、ストレスや怒りをうまく発散できず、気が滞り月経が遅れがちになります。
子宮の働きというのは、最優先されるものではないので、ストレスが多いと、他の方にエネルギーが持っていかれてしまい、子宮内膜を増殖させたり、質の良い卵子を育てたりするのは、後回しにされてしまいます。

月経が7~50日ほど遅れ、胸が張って痛む、お腹がよく張る、よく溜息が出る、排卵出血がある・・・などの症状の方は、肝気鬱結型の月経遅延の可能性が高くなります。

その養生法は、

1,心の持ち方を楽観的に
2,お天気の良い日に散歩を取り入れる
3,消化の良い食事と、食べ過ぎを避ける
4,香辛料を避ける
5,柑橘類、ジャスミン茶、だいこん、そば、らっきょうなどを取り入れる
などです。

♪保健室では、タンポポ茶と唐橘の併用をお勧めしています。

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