2013年5月14日火曜日

心の養生とは


心の養生とは

5月12日の日曜日に、大阪にて帯津良一先生と春名伸司さんと鼎談する機会をいただきました。
帯津先生は日本ホリスティック医学協会会長、帯津三敬病院の名誉院長で、がん患者さんが最も会いたいお医者様として著明な方です。
また、春名伸司さんは、末期の中咽頭がんを乗り越えられ、いきいき健康長寿研究会を立ち上げられ、がんの語り部として講演活動を行っておられる方です。

帯津先生は、どこまでもお優しくユニークで心温まるお人柄、春名さんは、笑顔が爽やかで、ご一緒するだけで心が朗らかになれるような方で、お二人とお話させていただくだくだけで、心の免疫力がぐっと上昇しました。
今日のお話の中で、最も印象に残ったのは、”毎日をときめいて過ごす”こと、そして”凜として老いる”という言葉でした。

生き物には全て平等に死の時が訪れますが、それは何十年後かもしれないし、明日かもしれません。
ですので、いつそのときが訪れても心の後悔がないように、命がある今日を大切に生きてゆくこと。
元気に長生きに越したことはないのですが、その中身が味わいのあるものでありたいですね。

春名さん曰く、元気で長生きされる方は、小さな事に喜びを見つけることが上手で、感動しやすく、手先が器用という共通の特徴を持っておられるようです。
”ときめき”の気持ちは生命を躍動させ、治癒力を高めたり、エントロピーの増大を最小限にし、老化を遅らせるようです。

人は毎日生まれ変わっており、昨日の自分と今日の自分では別物です。
昼間(陽の時間)は活動し、発散しますが、夜間寝ている時(陰の時間・・・あたかも死と同じ時間)は、その日受けた心的エネルギーと摂取した食物等をもとに、作り替えの作業が行われています。
陽の世界で活動したら、死の世界で補い、構築されまた生まれ変わる・・・という輪廻を日々繰り返しているのですね。
そのように考えたら、死は怖いものでも、忌み嫌うものでもありません。
そう思うと、ぐっと気持ちが楽になりますよ。
まずは、今日一日・・・就寝時までの限りある一日を、ワクワクとときめいて過ごしましょう。
結果としてその連続が、あなたを豊かで自信と輝きに満ちたものにしてゆくと思います♪

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