2013年5月22日水曜日

手術に踏み切るとき


手術に踏み切るとき

ガン治療において、手術をするかしないか、抗ガン剤を受けるか受けないか、そして放射線を受けるか受けないか・・・など常に迷いが生じることが多いことと思います。
中には、何が何でも、自然療法でやる!!
とお考えの方がおられますが、そういった決意が固いのであれば、それもよろしいかと思います。

ただ、なるべく自然療法でやりたいのだけれど、手術で9割方大丈夫だ!・・・などと言われると、どうしてよいか考えあぐねる・・・等の場合、やはり手術を受けるのが良いかと思います。
ガンの養生において、迷いというのは、最大の適になります。
ドクターに9割OKと言われたのであれば、なおさらで、何か気持ちが弱くなったときに、”あのときやはり手術を受けておくべきだった・・・”
と、後悔する気持ちは、免疫力を低下させます。

手術が適応であれば、気になる部分をとって、あとは養生で頑張る!というのはとても良い選択かと思います。
また、同様に、手術をやりやすくするために、抗ガン剤を少しだけ前処置する場合や、術後に少しだけ放射線を当てる等、西洋医学の利点はいろいろとあります。
問題は、次々と漫然と攻撃的治療を受けて、体力や免疫力を低下させることです。
自分の体調をしっかりと把握しておくことはとても大切なポイントになります。

こちらのお客様で、とても前向きな方がおられ、手術を受けられることになったのですが、きちんと養生をする意思でおられ、看護師さんに、
”私は肉、卵、乳製品、小麦にアレルギーがあり、食べると吐きます”とおっしゃったそうです。
この方は、現在穀物菜食を中心とした食養生をしておられるためです。
”アレルギーがあるのであれば、了解しました!”と言われたそうです。
これはとても賢明な言い方でしたね。
どんな病気も、お医者様との関係がこじれると大変なストレスになりますので、上手な表現の仕方というのも、ひとつのコツになります。

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