2013年5月31日金曜日

心因性アレルギー

心因性アレルギーとコリン性じんましん

強いショックや慢性的なストレスにより発症するものに、心因性アレルギーがあります。

心因性アレルギーの症状は、じんましんと喘息が特に多く、他のアレルゲンによる症状と区別がつきにくいです。

先日も、こちらのお客様で、ぜんまいを召し上がった後に、腕の内側あたりに発疹がポツポツと出始め、3日ほどたつと全身に広範囲に蕁麻疹が出て、痒みでいてもたったもいられなくなり、病院に走った・・という方がおられました。

この方のお話をよくきいたところ、そのしばらく前に大変な心のストレスがあり、解決してちょっとホッとした矢先だったそうです。
そして、全身に発疹が出た日は大変に暑く、かなり汗をかいたとのこと・・・。

じんましんの引き金になったのは、ぜんまいだったかもしれませんが、ひどい症状が出たのは、強いストレスの揺り返しによる、副交感神経反射で、一気に放出されたアセチルコリンという神経伝達物質が、汗腺を刺激し、ヒスタミンが誘導されて、広範囲のじんましんが誘発された可能性があります。

あまりに強いストレスや、長引くストレスの後には、必ずそれと同じほどの振幅をもった副交感神経反射が現れ、ホッとしたときに、じんましん、喘息が出たり、下痢、嘔吐、そして虚脱感で体がだるく、何もやる気が起きない・・・などの症状が続くことがあります。
これは、生体の防御反応の一つです。

快適に生活するためには、なるべくこういった大きな振幅を起こさないよう、ストレスはその日の内に発散したり、小出しにしたり、適度に気分転換する工夫が必要ですね。

尚、心因性アレルギーには、おなじみのアレルギー対策のタンポポ茶と通竅に、新ノーゲンをプラスして、脳を養いストレスを軽減すると、大変に効果があがります。
寒冷じんましんや暑さによるじんましん(自律神経の乱れ)でお悩みの方も、お試し下さい。

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