2013年7月9日火曜日

抗ガン剤のやめどきについて

抗ガン剤の止めどきについて

ご質問
抗ガン剤を2クール終えたところですが、この先どうしていったらよいか迷っています。

抗ガン剤は最初の2クールまでくらいが、最も効き、それ以降は、効き目よりも副作用が大きいと聞いています。
しかし、抗ガン剤をやらなければ、余命半年と言われており、不安です。
皆さんはどのようにしておられますか?

お応え
抗ガン剤をどうするかについては、状況や考え方によって色々なケースがあるので、何とも言えないです。
漢方のみでやられる方も、そうでない方もあります。
本人さんやご家族の考え方や意思が最も重要です。

一番問題なのは、抗ガン剤を漫然と使用され、どんどんと体力を消耗してゆくケースです。
抗ガン剤は蓄積毒で、回数を重ねるごとに、毒性は蓄積され、手足のしびれ、重篤な骨髄抑制等が出始めますので、そのような症状が出たらすでに危険信号と思ってください。
具体的には、リンパ球の数が1500以下になると再発、転移率が高く、免疫的にも非常に低下している状態です。
リンパ球の数は、白血球の数Xリンパ球の%です。
例えば白血球が6000あり、リンパ球が30%であれば、6000X0.3で1800です。
リンパ球の数が1800~2000であれば、ガンに対する免疫が十分にあり、発ガン、再発、転移をくい止める力があると言われています。
その他に、皮膚発疹が出たり、爪が痛む、手がしびれて、ものをよく落とす等の症状も要注意です。

抗ガン剤を止めたらどうするか?
についてですが、抗ガン剤を続行するほど、自分の免疫力が効かないようになりますので、少なくとも抗ガン剤治療中には、なるべく免疫を落とさない工夫をしてゆくことが大切です。
こちらの患者さんの殆どの方は紫霊芝を併用されており、何も服用されていない方と比べると、明らかに副作用の出方、体力、免疫力の消耗度が違います。

まだ十分に体力と免疫力があるうちに、抗ガン剤を終えて、あとは自分の免疫力でガンを叩く戦略を強化してゆくことがよいと思います。
例えば、紫霊芝や抗ガン生薬の喜寿、竜葵等の併用と、食養生、ビワ温灸等です。
養生して、自分の免疫力でガンを叩くことが最良の方法で、これには副作用がありませんヨ♪

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