先週の土曜日は、岡山の”いきいき健康長寿研究会”の皆様のところで、”秋~冬に気をつけたい養生法”についてお話させていただきました。
30名を超える皆様と5ヶ月ぶりに再会し、皆様が笑顔で元気よく迎えてくださったこと、本当に有り難く嬉しく思いました。
2時間の講演の要旨をまとめてみました!
秋冬に気をつけたいガン養生項目・・・ダイジェスト
1,食欲が増す時期・・・旅行などで普段食べないものを一気に大量に食べて、腸閉塞が多発する時期、くれぐれも食べ過ぎには気をつけましょう。
腹七分を守り、体調が悪い人は1日1食をお粥に・・・秋冬のお勧め具材は、黒胡麻、白胡麻、れんこん、とうもろこし、白きくらげ、百合根、りんご、枸杞、山芋、長芋、ジャガ芋、さつま芋等
2,肺と大腸のガンの方は、肝と腎の血流を増やして、解毒の養生を・・・腰浴やビワ温灸で肝腎を温める、自律神経を鍛える温冷浴、乾布摩擦、バンド式深呼吸など
肺気の不足に中府、大椎の温灸、肺気の滞りに、合谷、太衝のツボ刺激
3,大腸ガンとホルモン系のガンの方は、年末年始に、乳製品と卵の摂りすぎに注意・・・カルシウムとタンパク質は大豆食品中心に
大豆食品は脳を養い、骨や脳への転移予防、自律神経の調整、意欲の低下を防ぐ
4,冬に起こりやすい骨転移予防は、お日様ウォーキング(骨に太陽光と、圧力)と耳温灸、そして補腎の食べ物(にら、ねぎ、生姜、くるみ、ナッツ、エビ、羊肉、鶏肉等、そして鍋物)
5,冬は特に攻撃的な治療で無理せず、益気養血、滋陰の鍋物等で、扶正力を高めよう (適切な栄養で痰湿をためない)
冬に減りがちなリンパ球を増やす食材・・・キノコ類、海藻類、キャベツ、山芋、にんにく、キウイフルーツ等をメニューにとりいれましょう。
また、サウナや強い運動で汗をかきすぎたりして発散すること、頑張りすぎを避けましょう・・・冬は仕事量も減らして早寝遅起きで、温存。
6,免疫アップカラーで気持ちを温める
洋服、ストールなどのワンポイント、カーテンなど、暖色系でほのぼのと明るい色を選び、陽の気を養いましょう。
明るい色のお花もよいですね!
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