風邪(ふうじゃ)の性質に、善行数変という言葉があります。
これは、症状がコロコロとあちこちに変化しやすい・・・という意味です。
インフルエンザなどを罹患すると、最初にのどが痛み発熱がしてきたかと思うと、次には関節が痛んだり、肺に熱がついて咳き上げたり、胃腸に症状が出てきたり・・・と刻々と症状が変化します。
痛みにも特徴があり、先ほどまでは、右が痛かったかと思えば、次は左が痛む・・・というように痛みの位置が変化する神経痛系統の痛みは風邪(ふうじゃ)の特徴です。
風邪は万病の元ともいい、あらゆる病気の源になる可能性があります。
風邪を引いたあと、咳だけが残り、なかなか治らない場合、風邪が原因で、アレルギー性の咳喘息を誘発することがあります。
その他に、風邪を境に、関節に熱がついて、リウマチにかかる、高熱の後に、腎炎になるなど、いろいろな例があります。
風邪は侮らず、奥に入り込まないうちに、素早く解毒をして治しましょう。
タンポポ茶による解毒+大椎の温灸+そして症状に適した漢方をその都度合わせる(一服ごとに処方が変わる場合もあります)
がポイントですよ!
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