2014年3月5日水曜日

目の病気は肝から治す

目の病気は肝から治す

春先は、年間を通じて、最も目のトラブルが多い時期です。
疲れ目、乾き目、目がショボショボする、眼瞼がピクピク痙攣する、目がかすんで見にくい・・・・等。

皆さんは、目にトラブルがあると、まず目薬?と考えるかもしれませんが、実は目の病気は、肝から治します。
中医学では、目は肝の穴といい、肝の働きとつながっています。

肝臓が、解毒代謝で疲れていたり、肝の血液が不足していると、疲れ目やかすみ目、目の筋肉の痙攣として現れます。
これは、目が非常に沢山の血液を必要とする器官であるためです。
肝は、血液を全身の要所に分配する臓器ですが、過労や栄養不足で、肝血そのものが不足すると、必要な器官に血液が届けられないために、そのようトラブルが生じるわけです。

小さい頃から、夜盲症などで目の病気に見舞われた方は、肝油を服用した記憶がありますでしょ?
肝油は、肝血を増やす栄養剤です。
その他にも、レバー、赤身の肉、プラセンタ、棗、黒豆、ひじき、プルーン、菊花、枸杞、色の濃い野菜などは、肝血を増やす働きがあるので、積極的に召し上がってください。
また、夜になったら、パソコン、携帯メ~ル、ゲームなどの画面を見ることはなるべく控え、目と脳を休ませてくださいね。

養生をなさった上で、シャエンシ、子羊袋等の漢方を併用されると、目の元気が回復しますヨ♪
        

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