2014年4月11日金曜日

やっかいな痰湿とは?

やっかいな痰湿とは?

体のどこかが痰湿で塞がれると非常にうっとおしいものです。
わかりやすい痰湿は、風邪をひいたときの粘っこい痰です。
痰がのどにしつこく絡んで、排出できないと、たとえようのない不快感を感じますよね?

痰は、ネバネバ、ドロドロした代謝産物で、感覚を鈍くさせる性質をもっています。
例えば、痰で鼻が詰まると、ニオイも味もしないですね。
さらに、ほお骨の下や、前額部に詰まると、思考能力が著しく低下し、頭が黄昏れた感じになります。
後頭部に詰まると、自律神経の調整や、小脳の働きも抑制されて、歩いていてもフラフラしたり、めまいや動悸、吐き気、食欲不振などの不快な症状を引き起こし、とても不安になります。

こんなとき、痰が詰まった部分を押してみると、グニュグニュと、グミをさわっているような感覚があり、しばらくツボを刺激していますと、痰が動き溶け出して、毛穴から揮発してくるのか、強烈な痰臭がしてきます。
痰臭とは、わかりやすく言えば、脂肪が酸化されたニオイで、風邪などをひいて、何日も頭を洗わないときのニオイと思っていただくとよいです。
脂肪には、様々な化学物質が蓄積されてゆくので、化学薬品を服用している方や、添加物の多い食事、ファーストフードなどを常食している人の痰湿のニオイは強烈になります。
このニオイが出れば、周りにはイヤな顔をされますが、本人は楽になります。(苦笑)


痰湿を溜めないためには、甘い物、乳製品、動物性食品、油の多い料理、化学薬品、化学調味料などをなるべく減らし、タンポポ茶で解毒をかけることです。
頭部の痰を除去するには、四川富貴?、胸部の痰をとるには、瓜桜実、全身の痰をとるには穿山署預がよく効きます。

食事では、大根おろしや、里芋を食べるのがよいのです。

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