むずむず脚症候群の養生
むずむず脚症候群とは、特に就寝中などリラックスした状態になると、足の裏に虫が這うようなゾワゾワ感や、ピクピクとした痙攣がはじまり、いてもたってもいられなくなるような状態に陥る病です。
人によっては、足の裏を剣山で刺されるような痛みを伴うもの、脇腹や背中に強烈なゾワゾワ感が走り、嫌な汗、吐き気などを伴うもの(ジェットコースターに乗った感覚、高所で下を見た感覚・・・などと表現される)など人によっていろいろな表現をされます。
むずむず脚症候群は、閉経を境に現れやすくなり、ひどい抑鬱感や、絶望感、楽しみのなさ、生きることへの無気力、無関心、自殺願望等を伴う傾向もあり、大変に辛い病気です。
鉄分の不足や、ドーパミンの不足、セロトニンやドーパミン作動性神経系のバランス失調などが関係しているようで、パーキンソン病に使われるような西洋薬が処方されています。
女性ホルモンには、セロトニンやドーパミンのバランスを整える働きがあるため、女性ホルモンが急激に減退する閉経期に強い症状が始まるのも頷けます。
女性ホルモンに変わるものとして、納豆、豆乳などのイソフラボン食品を取り入れるのは、とても効果が上がります。
セロトニンを増やす食品には、大豆、小豆などの他、ナッツ、バナナなどもあります。
また、セロトニンを増やす工夫として、朝日に当たって散歩、ウォーキングなどをすること、体操、ストレッチなどのリズム運動、歌を歌う、管楽器を吹く
そして、もう一つはグルーミング(家族で背中をマッサージなど)です。
漢方では、新ノーゲン+かぎかずら+棗参宝の併用が断然、効果をあげています。
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