ガンの食養生の注意点
ガンの食養生には、様々な養生家が玄米菜食、穀物菜食、玄米を中心とした和食(動物性タンパクも一定割合でとる)、ゲルソン療法、中鎖脂肪酸食・・・等を提唱していますが、これらの共通項は、血中の糖質を急激に上昇させないことにあります。
ガンは分裂成長するのに、沢山の糖分を必要とするので、血中の糖濃度が急上昇したり、持続することがよくないとされます。
従って、ジュースや甘い白砂糖のお菓子を空腹時に食べることは避けたいことですし、精製された米や小麦よりも、雑穀を利用し、これらの炭水化物は、野菜などの繊維物を食べた後に摂る方が効果的です。
ガンの勢いが強い状況のときは、極力炭水化物の割合を減らしますが、玄米などの雑穀を食べていないと、便が固まらなくなったり、量が減ってしまうことがあるので、注意が必要です。
切り干し大根や、乾燥わかめ、きのこ、こんにゃく、高野豆腐などの繊維物を摂れるように心がける必要があります。
また、穀物が不足しても、タンパク質が不足しても、気血不足となり、貧血、白血球の不足等が生じる可能性があります。
穀物、野菜海草きのこ豆、動物性タンパクの割合は、歯の割合に応じて摂るのが、一般的ですが、病の状況により、増減しなくてはならない場合があるので、”必ずこうせねばならない!!!”と、凝り固まらないよう、状況に応じて、2週間ごと程度に臨機応変に対応することも大切です。
保健室では、皆様の状況に応じた食事法をアドバイスしていますので、どうぞご利用くださいね。
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