2014年10月7日火曜日

子宮頸癌が心配なとき

中程度異形成がみつかり、子宮頸癌が心配なとき

子宮頸がんの場合は、ヒトパピローマウイルスが関係しており、100種類以上のウイルス型の中で、16,18,33,35,45,52、58型などが危険度が高いとされます。
その中で、16型は扁平上皮ガンに、18型は腺ガンに多くみつかっています。

危険度の高いウイルスは、子宮頸に感染すると、その細胞内に潜り込み、ガン抑制遺伝子の働きを妨げます。
抑制遺伝子には、Rb、p53があり、Rbは細胞分裂を抑えるもの、p53は傷ついた細胞をアポトーシスに導く物です。

ある研究によると、女性の8割は、一生の間に一度はこのウイルスに感染すると言われますが、殆どの場合、免疫力により自然に消滅します。
中程度異形成が見つかったのは、むしろとてもラッキーで、今の内に養生すれば、発病に至る可能性は激減します。

こちらのお客様でも、同じ状態で、発病せずに、3年目に危険ウイルスは確認されず、正常細胞にもどっていて、”もう検査にこなくてよいよ!”と言われた方が何人かいらっしゃいます。

そこですぐにでもやっていただくことは
1,ストレスや無理、過労、心労がかさなっていなかったか?・・・それがあれば、病治しのために、気になっているストレスを解決、あるいは諦める

2,食生活を見直す・・・いくつかありますが、まずは3点
*血糖値を急上昇させる白砂糖食品、空腹時の炭水化物を控える
*脂質は炎症を助長するので、揚げ物やクッキー類、トランス脂肪酸を避けて、オリーブ油、ココナツ油、アマニ油などを調理に使う
*解毒を促進させるために、食べ過ぎを避けて、よく噛んで食べる

3,睡眠は解毒時間なのでたっぷりとります。
子宮の病気の場合は、下腹部と鼠径部を湯たんぽで温めて寝ます。
勿論、ビワ灸などのおてあて、腰浴もよいです

4,漢方では、ウイルスの解毒排泄を促進するタンポポ茶と、免疫を正常化させ、ガンの分裂を助長する炎症を清める紫霊芝の併用が、証を選ばずお勧めできます。
タンポポ茶は朝晩1袋、紫霊芝は寝る前に12粒が目安です。

養生中は、皆様時折、心配や不安がもたげてきますので、1人で悩ますご相談下さいね。

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