2014年11月26日水曜日

寒湿腰痛

寒湿腰痛

寒い季節に多いのが、寒湿腰痛です。
この腰痛は、足下が冷えることにより起こります。
一般的に暖房の温かい空気は上に上がりやすく、頭はのぼせやすいのですが、足下は冷えていることが多いです。

足の裏~足首が冷えると、足の裏が一枚板のようになり、床をキャッチする力が衰え、大変に歩きにくくなります。
足の血流が悪くなると、筋肉が縮み、背中の膀胱経の筋肉が無理矢理引っ張られます。

こうなったときに、腰部に圧力が集中的にかかってきます。

コンクリートの床仕様で、一日中デスクワークをしているような方は、必ずといってよいほど、腰痛持ちになります。
コレを防ぐために、足下を出来る限り温かくして、寒氣から足を守ってください。
また、一日中座り仕事の方は、足首をこまめに上下する運動や、足首、足の裏を両手で、雑巾を絞るような形で、1時間おきくらいにマッサージすることをお勧めします。

漢方薬では、松康泉と苓姜朮甘湯(腎着湯)を用います。
この二つは、寒邪が入りやすい膀胱経の湿をとり、温めて筋肉を柔らかくする働きがあり、腰の重だるい痛みをとってくれます。
冬場の必需漢方ですね♪
こちらは、飲む温泉の効果!
ご自宅では、ゆっくりお風呂につかってくださいね

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