2014年12月9日火曜日

慢性副鼻腔炎の養生

慢性副鼻腔炎

慢性副鼻腔炎や蓄膿症の養生の仕方は、
1,肺脾腎の虚損をきちんと手当てすること
2,熱がこもってしまうようなハイカロリーな食べ物、香辛料を避ける
3,風邪やイライラのしすぎに気をつける
です。

五臓の中で、肺は水の上源、脾は生痰の元であり、運化を司る、腎は水を司る
で、いずれも水を生み、水の代謝を司る働きがあります。
疲れ、寝不足、甘い物の摂りすぎ、あるいは大病の経験があると、肺脾腎の働きが落ちて、余分な痰湿を留めやすくなります。

余分な痰湿を熱化させ、化膿させたり、炎症による粘っこい痰を作る原因は食事にあります。
特に避けていただきたいのは、糖分とトランス脂肪酸が多い洋菓子、チョコレート、クッキーそして乳製品、また、炎症を助長する肉類の揚げ物や、ニンニク、ニラなどの陽気が強い食べ物、そして香辛料などです。
餅米を使った揚げせんべいや、ナッツの摂りすぎも要注意です。

炎症は、食事だけでなく、ストレス、イライラ等でも起こり、熱痰を作りますので、心の健康も大切ですね♪
また、風邪により悪化しやすいので、ご注意ください。

保健室では、これらの養生をされるとともに、肺脾腎を補う通竅(冬虫夏草+高麗紅参+紫蘇)という漢方をお勧めしています。
辛い症状で、長くお悩みのときは、是非お試しくださいね♪

0 件のコメント: