2015年1月20日火曜日

冷え性の原因と養生法(1)

冷え性の原因と養生法(1)

あなたの体温は腋下で36.5度以上ありますか?
体温が1度低下すると、基礎代謝は約12パーセント、免疫力は30パーセント低下すると言われています。
冷えの原因はいくつもありますので、それに合う養生をなさってくださいね。

1,甘い物、油物、デザートなどの摂りすぎによる冷え
消化に負担をかけるこれらの食品により、消化管の運動が弱まり、食物が長時間滞留し、ガスなども生じやすく、お腹が張る、便秘、あるいは下痢などの症状が出やすくなります。
間食をさけて、決まった時間に、腹7分の食事をいただきましょう。
漢方では、胃腸の冷えとオ血に、大熊柳をお勧めします。

2,血の不足による冷え
女性は出産や毎月の月経等で、常に血液は不足する傾向にあります。
血液は循環して体を温める働きがありますので、不足すると冷えが生じます。
常に意識して、色の濃い野菜、黒い食べ物、イカやタコ、赤身のお肉、プルーンや落花生などをとりましょう。
常日頃から、声が小さく元気が無い方は気血が足りませんので、同時に穀物や根菜類を併せて摂ってください。
漢方では高麗紅参やコルマータQ10、棗参宝、子羊袋などの造血補気作用のあるものを処方します。

3,ホルモンバランスの不具合による冷え
更年期や出産後などのホルモンの変化が、自律神経の乱れを起こして血流不全を起こすのがこのタイプで、手足は冷えて頭がのぼせたり、突然熱くなり汗をかき、その後急に冷えたり・・・という症状を起こします。
このような方は、まず睡眠時間、起床時間、食事時間をきちんと定め、体内時計をリセットするとともに、十分な休養を心がけてください。
食事では、納豆、味噌汁、豆乳、豆腐などの大豆製品を補給しましょう。
漢方では、ホルモンバランスを整えるタンポポ茶、プラセンタなどとともに、脳と自律神経を養う新ノーゲンをお勧めします。

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