2015年8月5日水曜日

真夏の脚のだるさ

真夏の脚のだるさ

年間を通じて、最も脚がだるくなりやすいのが、6~8月です。
特に夕方~夜にかけて脚がだるく、脚の置き所がないほど辛いと表現される方もあります。

これは気象シンドロームのひとつで、気圧と気温、湿気が重なり合って生体に影響を及ぼしています。
夏は冬場よりも気圧が低く、足へかかる外圧が低下しがちで、その結果脚の筋肉が弛緩し、脚のポンプ力が低下します。
また高温多湿な環境では、血管が拡張しても、皮膚から汗が蒸発しにくく、水分と老廃物が溜まりやすくなり、脚がだるい、重いという症状に悩まされやすくなります。

又、夏場は特にあっさりしたものばかりを食べがちで、心臓のポンプ力を補うコエンザイムQ10(肉や魚に多い)が不足しがちです。
中医学では、汗は心の液といい、汗を大量にかくことも、心のエネルギーを消耗させます。
コエンザイムQ10とビタミンB1が効果的に補えるメニューは、豚肉と苦瓜のオリーブ油炒めです。
心臓のポンプと第2の心臓と呼ばれる脚のポンプ力は、共にコルマーターQ10で養ってくださいね。

さてそれでは、脚のだるさを回復させる養生についてお話します。

その1・・・体育座りをして、左の足を倒し、右の足のかかとで、左足の土踏まずを踏んで行きます。
さらに、右足の平で、左足のふくらはぎを、体重をかけて踏んで行きます。
次は、足を替えて行います。
これは足の平で加圧してゆくために、指で押すより気持ちがよいのです。

その2・・・イスのお座りして、かかとを上げ下ろしします。

その3・・・40度くらいのシャワーで足、ふくらはぎ、膝の後ろ、太ももをマッサージしてゆきます。

その4・・・足首を両手で雑巾を絞るように、グルグル絞ります。

その5・・・足指じゃんけん、グー、チョキ、パーをします。

その6・・・寝る前に布団に横になり、手足をあげて、小刻みにブラブラ揺すります。


その日の足の疲れはその日の内に回復させて、元気に夏を乗り切ってくださいね。

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