2015年11月17日火曜日

ストレスは脳の慢性炎症を作る

ストレスは脳の慢性炎症を作る

マイナス思考、不安、答えの出ない問題に対する堂々巡りの思案等の習慣は、脳細胞を激しく酸化させ、慢性炎症を作り出します。
ストレスが続くと食欲がなくなったり、元気や活力がなくなるのは、生体の防御機構で、体を休めて傷んだ細胞を修復することへエネルギーを集中させようとするためだと思われます。

しかし、この状態が長く続けば修復のための栄養も不足するし、分泌され続けた抗ストレスホルモンによる耐性も生じ、状況はますます悪化しますので、無理矢理にでもこの循環を断ち切るべく、楽しいことを思い浮かべたり、笑顔を作ることをお勧めします。

死に至るような病の淵から起死回生を図った方々は、抗病力(免疫貯蓄)が、酸化をくい止めたということができます。
私たちの生体の抗酸化力というものには限りがありますので、何らかの理由で激しく消耗している場合は、それを補う養生が大切です。
よく、”私はきちんと食養生を守り、睡眠もしっかりとっているけれど状態がよくならないのは何故ですか?”
と言われる方がありますが、とても神経質で完璧症、いつも不安に怯えている・・・というような性格パターンの持ち主であることがとても多いです。

酸化ストレスは、長寿になるほど加算されてゆき、酸化を促進する食事、運動の程度、睡眠不足、過労等により促進されますが、気持ちの持ち方が特に大きく関係し、不安、恐れ、焦り、苛立ち等のマイナス思考は、一気に酸化のアクセルを吹かせることをわかっていてください。

体は寿命がくるまでは、治る力を発揮しようとします。
ですので、体を信じてその力をいつも後押ししてあげてください。
ご主人様がマイナス思考でフラフラ迷えば、体は舵取りを失った船のごとく座礁してしまいます。

元気で長生きしている方はとても心が明るく前を向いています。
病から回復するのに、最も大切なことは、どんな状態にあっても、体の抗病力を信じて日だまりのようなほんわかした気持ちを持っていることです♪

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