”ありがとう”が言えない理由
”ありがとう”は魔法の言葉です。
この言葉を発すると、言った方も気持ちがよくなり、言われた方も嬉しくなり”ほっこり”しますね。
”ありがとう”は、人間関係を円滑に保ち、幸せの場を作る言葉で、全てを良い方向へ発展させる言葉です。
こんなに素晴らしい言葉なのに、”ありがとう”がなかなか言えないのは、人が何かをしてくれたときに、”ありがとう”の言葉を発する習慣がなかったからだと思います。
”ありがとう”の反対言葉は何でしょう?
それは、有り難いこと・・・の逆なので、あって普通なこと・・・”当たり前”です。
子育てをするときに、親は我が子を当たり前のごとく育て、子供は親にご飯を食べさせてもらったり、お世話してもらうことを、何のてらいもなく”当たり前”のこととして認識します。
すると、子供は本来色々な人の世話を受けて、助けられて今の自分があることに全く気がつかず、自分が最上になり、自分の思うように人が動いてくれないと不満を訴えるようになり、成人しても円滑な人間関係を築くことができません。
今、子育て真っ最中の親さんは、是非お子さんに”ありがとう”の言葉と感謝の気持ちを教えてあげてくださいね。
また、幼児期に十分な愛情を受けていないお子さんは、頼れるのが自分自身のみになり、”人に負けてはならない!””他人に弱みを見せてはいけない!””自分の弱い心に打ち勝たねばならない!”というような思考パターンになりやすく、なかなか素直に”ありがとう!”と言うことができません。
他人に助けてもらい、”ありがとう!”と言うことは、ややもすると自分の出来ないことを認めることになるので、あえて威圧的な態度をとって、自分を保とうとする傾向にあります。
このような態度をとられると、周りはムッとしますが、ご本人も本当は辛く、でも素直になる術を身につけていない(脳のその部分の回路が開かれていない)ことを理解し、時間をかけて教えてあげることで、改善されてくるようです。
人は、家庭でも、仕事場でも、仲良い友人同士でも人という文字のごとく支え合って生きています。
お互いの良い面も悪い面も双方補いあいながら・・・。
そしてそのバランスを保つ魔法の言葉が”ありがとう”です。
是非、今日からことある度に”ありがとう”を発して、幸せの輪を拡げてゆきましょう♪
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