酵素食品について
植物が根腐れを起こすように、植物の根にあたるものが動物の腸で、腸腐れが起こると様々な慢性病を生じます。
私達の祖先は、元はといえば単細胞の生物で、ホヤのような筒っぽの腸管のような生き物です。
このような生き物では腸管が、生きるための脳の役割をしていると言われ、酵素食品を垂らすと一つ一つの細胞がイキイキと活動するのが見られるそうです。
また、腸管を移植すると、いただいた方の性格が反映されるというように、腸管は生命力、思考を握るキーとも言われます。
最近は酵素食品が大変なブームになっていますが、発酵食品は直接酵素として働くのではなく、腸管から吸収されて腸管の免疫系に働きかけて生理活性を発現させるという言い方の方が、より適切かと思います。
腸管に働きかけて、生理活性を期待するには相当量の十分な菌体数が必要で、飽和状態になるまで菌を増やすために発酵の条件を整えねばなりません。
すなわち良い酵素食品は、濃度が濃く十分な菌体を含んでいることが最も大切なポイント!
そして中身の特徴もあります。
フルーツ酵素、野菜酵素を多く使っている物はジュースのように飲みやすいですが、薬草の割合が多い酵素は、薬草が持つ様々な生理活性作用が期待できると思います。
薬草の配合のバランスも大きなポイントです。
先日、万寿酵素の工場を見学させていただきましたが、発酵の街と言われるように、低温多湿な環境が微生物の活動にうってつけの環境にあるようです。
発酵には、カメが用いられていましたが、その遠赤効果が良い対流を生み、素晴らしい発酵を促すようです。
カメの中を覗いていると、空気を送っているわけではないのに、プクプクとあちこちから気泡が生じ、見ていて飽きることがありません。
”本当に生きているのだな~”という感動を覚えました。
そして、毎日の気温や気圧の変化で、その様子がガラリと変わるそうです。
台風などで、一気に気圧が変化したとき、カメが泡だらけになり、菌体を守ろうとバリアを作ったりするそうですよ。
また、不思議なお話ですが、イヤな気(邪気)をもった人がのぞき込むと、翌日にはしばらくゴキゲンが悪くなり、発酵が止ったりするとか・・・。
で、工場の方々は、どの方もカメの中身に我が子のような愛情を注いでおられるとのこと・・・・本当に皆様親切で礼儀正しい方ばかりでした。
自然から頂いた命に対する敬意と、酵素に対する情熱と思い入れが素晴らしいのです!!!
瓶に、ありがとうの文字を入れたご飯は発酵し、ばかやろうの文字のご飯は腐ったというお話・・・思い出しました。
私達は腸管にものすごい数の菌を住まわせて、仲良く共存しています。
この内容が良いと、健康で老化が進まず、よく眠れて性格も穏やかですが、悪いとキレたり悩んだりしやすく、様々な病気を引き起こしたりします。
是非とも万寿酵素で、腸の環境を整えられ、毎日の命の生まれ変わりをスムーズにして快適な日々を過ごしていただきたいと思います。
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